■2.0リットル直列4気筒TFSI搭載、VWゴルフRと同レベルの330ps発揮か?
アウディは、現在「A3」ファミリーの次期型開発を進めていますが、そのハイパフォーマンスモデルとなる「A3スポーツバック」のテスト車両を捉えると同時に、コックピットを鮮明に撮影しました。
カメラが捉えたコックピットは、エッジの聞いたスポーティなダッシュボード、インストルメントクラスタを囲むランボルギーニスタイルのレジスターなどが確認できます。
ダッシュボードに組み込まれた新しいインフォテイメントスクリーンが追加され、ドライバーに対しわずかに傾斜しているようです。またHVACコントロールも再設計されています。
センターコンソールの外観は一新され、DGSトランスミッション用のコンパクトなギアセレクター、プッシュ式スターターを含むいくつかのコントローラーが搭載されています。またスマートフォン用のワイヤレス充電パット、さらに奥には電子式ハンドブレーキボタンなども確認できます。
ドライバー席では、フラットボトム・マルチファンクションステアリングホイール、その後ろにはデジタルインストルメントクラスタ、ドアガードにはより角度のあるグラブハンドル、レザーシートなどこれまでで最もスポーティな仕上がりを見せています。
次期型では、他のA3ファミリーと差別化されたグリル、バンパー、サイドスカートなどのボディキットを手に入れるほか、プロトタイプからは大型のコーナーエアインテーク、前後ディフューザー、クワッドエキゾーストパイプなどを装備している様子が伺えます。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒TFSIエンジンを搭載、最高出力はVW「ゴルフR」次期型と同レベルの320ps〜330psが予想されています。
アウディは、2020年3月のジュネーブモーターショーで「A3」を初公開する計画をもっており、S3は2020年末あるいは2021年初頭にワールドプレミアが期待できそうです。
(APOLLO)