600馬力のメガハッチが誕生。メルセデスAMG A45Sのチューニングキットが発売

■米レンテックの最新チューン、直4で500psと600psを用意

米国のチューニングメーカー「Renntech」(レンテック)は、メルセデス・ベンツのハイエンド・ハッチバック「AMG A45S」を過激にチューンした2つの最新パワーキットを発売することを発表しました。

メルセデス AMG A45S カスタムカー外観_001
メルセデス AMG A45S レンティック チューニングカー

レンテックは、米フロリダとドイツに1989年に設立された老舗チューナーです。メルセデスAMGをはじめBMW、アウディなどの欧州プレミアムメーカーから、日産「GT-R」など日本製ハイスポーツまで幅広く手掛けています。

今回ベースとされたAMG A45S新型は、2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、コンパクト・ハッチバックとしては最強レベルと言える最高出力421ps、最大トルク500Nを発揮し、0-100km/h加速3.9秒、最高速度270km/hというパフォーマンスを誇っています。

メルセデス AMG A45S カスタムカー外観_002
メルセデス AMG A45S レンティック チューニングカー

この高性能ハッチをさらにアップグレードする2つのパワーキットは、同エンジンをブーストアップし、最高出力550psおよび600psというスーパーカー並のパワーへと豹変させるものです。

正式発売は今春以降の予定で、現在エキゾーストシステムやソフトウェア、ダウンパイプなどの調整が行われている状況だといいます。またオリジナルの触媒コンバーター、及びパーティクルフィルタに基づく専用のエキゾーストシステムも開発しているようです。

これらのパーツを数ヶ月待てない顧客は、1月中旬から最高出力475ps、最大トルク575Nmまで向上させるソフトウェアチューニングキットを注文することも可能で、これには、遠距離生後エキゾースト・バルブモジュール、ローダウン・スプリングセット、19インチまたは20インチ大径ホイールが含まれているといいます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる