■グリルやバンパーを再設計、0-100km/h加速は5.4秒で最高速度は245km/h
スペインの自動車メーカー・セアトのハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV「クプラ アテカ」改良型プロトタイプがニュル高速テストを開始しました。
セアトは現在VWグループ傘下に属しており、「アテカ」は2015年のジュネーブモーターショーで市販型コンセプトモデルを発表した後、翌年同社初のクロスオーバーSUVとして発売されています。
また「クプラ」は同社の高性能ブランドとして誕生、「クプラ アテカ」ブランド第一弾として2018年3月のジュネーブモーターショーでワールドデビューしたばかりです。
捉えた開発車両は、新デザインのメッシュエアインテーク、再設計されたグリルを装着、スプリットタイプのコーナーエアインテークも廃止され、バンパーの「Cupra」のロゴが外されるなどフロントマスクを中心に改良が執行されると予想されます。ヘッドライトはダミーが装着されており、今後改良に着手されることは間違いないでしょう。
現行型のパワートレインは、ブーストアップされた直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジン搭載し、最高出力300psを発揮、四輪駆動の「4Drive」と組み合わされるトランスミッションは7速DSGです。0-100km/h加速は5.4秒で最高速度は245km/hで、改良新型でもそのパフォーマンスは引き継がれると予想されています。
ワールドデビューは2020年内のモーターショーが有力です。
(APOLLO)