■0-100km/h加速は3秒以下、価格は2,100万円以上の可能性も
ポルシェのクロスオーバー・クーペSUV「カイエン クーペ」に新たに設定されるとみられる、最強モデルの開発車両をカメラが捉えました。
豪雪のスカンジナビアで捉えた開発車両はほぼフルヌード状態で、「カイエン ターボ クーペ」に似たフロントエンドが見てとれますが、コーナーエアインテークのフィンが2本になっています。
リアエンドにはセンター2本出しのエキゾーストパイプが装備されており、両サイドのエキゾーストパイプはフェイクと思われます。また左側面後部のボディパネルが偽装されているようにもみえ、充電口がある可能性がありそうです。
パワートレインは、「ターボS E-ハイブリッド」から流用される4.0リットルV型8気筒+電気モーターのプラグインハイブリッドが予想されています。S E-ハイブリッドでは最高出力679ps・最大トルク900Nmを発揮、0-100km/h加速は3.6秒ですが、この高性能モデルでは800ps以上まで向上、0-100km/h加速は驚異の3秒以下のパフォーマンスが予想されています。
一方、最新情報ではランボルギーニ「ウルス」に搭載されている、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを移植する可能性もあるようです。
市販型では、スポーツ仕様にセッティングされたサスペンションを装備、ブレーキのアップグレード、大幅に強化されたスポーツシートなどが予想され、車名は「カイエン クーペGT」あるいは「カイエン クーペターボGT」などが有力だといいます。
ワールドプレミアは2020年内と思われ、価格は200,000USドル(約2,100万円)以上となる可能性もありそうです。
(APOLLO)