カワサキ 250TR/エストレア250は乗りやすさ満点でカスタムも楽しめるストリートバイク

●250は車検もなく高速にも乗れるという魅力的なクラス

バイク乗りたいな〜と思った時、まず大体の人が引っかかるのが金額的な問題。絶対安心の新車もいいですが、中古で安く買える車種も狙い目…。

今回はここ最近で再び注目され始めているカワサキの250TR・エストレアをご紹介します!

●250TR

2002年〜2013年までカワサキから発売されていたバイクです。オフロードフェンダーに車体の割に小さなタンク、誰でも操りやすい250cc単気筒エンジンが搭載され、ビンテージオフロードテイストに仕上げられたストリートバイクです。

キャブレターモデルとインジェクションモデルの2種類があります。

実はこのモデルは2代目で、初代は同じ250TRという名前で70年代に発売されていた2ストオフロードが原型(通称バイソン)。

90年代に始まったストリートバイクブームに乗って登場したモデルなので中古車も多く、今でもボロボロのものからしっかりショップの手が入ったものまで幅広く流通しています。

250で同系統のバイクはたくさんありますが、その中でもかなりの安さで売られていることが多くバイク屋で買ったとしても15万を切る物やバリバリにカスタムされていても30万クラスの物も。

まさに「安く買えて乗りやすい250」の代名詞的バイクなんです。

●エストレア250

250TRと同系統のエンジンを積んだクラシックスタイルのバイクがエストレア250。全く違うテイストになっていますが、エンジンやフレームなどベースは小変更のみで同じ。

こちらも扱いやすさ抜群で車体サイズもTRより少し小さいので女子ライダーにも人気のモデルです。TRと同じくかなり安価で乗り出すことができます(写真はSEモデル)。

250は車検もなく高速にも乗れるという魅力的なクラス。250TR・エストレアはその強みを存分に生かして楽しめるバイクです。

通勤通学の街乗りはもちろん、300km超えのロングツーリングも走れてしまいます。

もちろん大型のような余裕やトルク感はありませんが、250で求められる機能はしっかり果たしてくれます。

どちらも古そうな見た目ですが、なんだかんだ言ってもバイクが少しづつハイテクになってきた時代に生まれたバイクなので巡航時の振動も少ないし、旧車のような粗さはありません

なので初心者が乗ってもその日のうちに問題なく乗れてしまうほどしっかりと作られているバイクなんです。

ストリートバイクはカスタムも一つの楽しみ。フェンダーやらメーターやら弄れる部分はたくさんありますが、様々なメーカーから色んな種類のパーツが売っているのも嬉しいポイント。

ネットでも簡単に買えるのでしばらくはノーマルで乗り、気分転換に変える、くらい気軽にカスタムできるのも楽しい遊び方です。

250TRはオフロードテイストに仕上げられているだけあって多少のオフでも遊べるバイクです。MotoBe編集部員も基本はオンロードユーズだけど、たまにオフでも走るというバイクライフを送っています。

もちろんオフ車ではないので本気のオフは無理ですが、足付きもいいし、一台のバイクでこういう遊びができるのはちょっと新しいのかもしれません(オフは走れますがコケたりして車体が段々ボロくなるので注意)。

新車と違って中古車は「壊れないのか」も心配になってきますが、ちゃんとしたバイク屋で買えば中古でもまず安心でしょう。おまけに割と新しい年式のバイクなので純正部品も出るし、壊れてもまだまだ直せます。

カスタムパーツも豊富なので、安くストリートバイクを買ってカスタムも楽しみたいという方にもおすすめです。手頃なバイクを探してる方、もし好きなテイストだったら近くのバイク屋さんで一度跨ってみてください!

(ライター:佐藤 快/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン

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