初のPHEV設定が確定!? ヒュンダイ・i30 改良型、新デイタイムランニングライトが露出

■外装各部を刷新。デビューは年内に

韓国ヒュンダイのCセグメントハッチバック「i30 PHEV」の市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

ヒュンダイ i30外観_008 ヒュンダイ i30 改良新型 PHEV プロトタイプ

「i30」は、兄弟モデルであるキア「シード」をベースに欧州戦略車として2007年に初代が発売されました。現在ヒュンダイは、欧州市場向け車名を「i+数字」で統一していますが、その記念すべき第1弾でもあります。

ヒュンダイお得意のカモフラージュで現れた開発車両は、「ソナタ」」に採用されたものと同タイプの新グリル、刷新されたブーメラン型のLEDデイタイムランニングライト、再設計されたコーナーエアインテーク、より存在感のあるフォグランプなどが見てとれます。またリアエンドでは、グラフィックが修正されたテールライト、バンパー、再配置されたリフレクターも確認できます。

ヒュンダイ i30外観_004 ヒュンダイ i30 改良新型 PHEV プロトタイプ

キャビン内ではAndroid AutoとApple CarPlayの相互性を備えた8インチ・ディスプレイオーディオシステムが昨年アップデートされたばかりのため、大きな変化はないかもしれません。ただし、新機能を持つドライバー補助システムが追加される可能性があるようです。

パワートレインは、前回アップデート時にEuro 6d Temp排出ガス基準に対応した新開発の1.6リットルSmartstreamディーゼルエンジンが設定されており、キャリオーバーされるでしょう。最高出力のラインアップは96ps、116ps、136psの3種のチューンとなっています。

ヒュンダイ i30外観_007 ヒュンダイ i30 改良新型 PHEV プロトタイプ

またプロトタイプのグリルに注目して欲しです。ヒュンダイのエンブレムは楕円形ですが、長方形のフラップが被されており、カメラマンによると充電ポートを隠しており、この開発車両がPHEVの可能性があります。その場合、キア「シードスポーツワゴンPHEV」と同タイプのハイブリッドシステムが採用される可能性が高いはずです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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