ビッグマイナーチェンジで内・外装をリフレッシュ。乗り心地も向上させた走り【SUBARUインプレッサ試乗記】

■「ロー&ワイド」なフォルムが強調された新デザインのエクステリア

2019年10月10日に発表、11月15日に発売されたSUBARUインプレッサのマイナーチェンジ後モデル。台風の影響で出荷が遅れ、2019年12月中旬時点で販売店に試乗車が配備されたばかりだそうです。残念ながら、デビューフェアに試乗車は間に合わなかったとのこと。

今回のマイナーチェンジの目玉は、足まわりの改良と「アイサイト・ツーリングアシスト」の全車標準装備であるため、「乗ってもらってナンボ」というモデルだけに2020年1月4日からの初売りに期待がかかっています。

スバル インプレッサ
D型に移行したSUBARUインプレッサ

足まわりの改良は、「操作性と乗り心地のベストバランス」を狙ったそう。「SUBARU GLOBAL PLATFORM(SGP)」が初めて採用されたインプレッサは、STIの協力のもと、誰もが日常で感じられる走りの楽しさが追求されています。EPSの制御により操舵角の応答性向上、応答後のリニアな操舵感が追求され、遅れのないハンドリングを実現したとしています。また、サスペンションの受け側であるボディ側の剛性向上が盛り込まれているそう。

スバル インプレッサ
2.0L水平対向4気筒は、154PS/196Nmというアウトプット

試乗車は、2.0Lの水平対向4気筒DOHCにリニアトロニック(CVT)の組み合わせ。動力性能には変わりがなく、出だしから十分な加速が得られる一方で、筆者には発進時の電制スロットルが少し過敏に感じられ、若干の「飛び出し感」があるように思えましたが、ほかの試乗メンバーは気にならなかったようなので、些末な指摘かもしれません。

スバル インプレッサ
SUBARUインプレッサ(SPORT)のリヤビュー。なお、ハッチバックとセダンの構成比は、SPORTが約85%、G4は約15%となっているそう
スバル インプレッサ
インプレッサのメーターパネル

内・外装のリフレッシュでは、外観の「ロー&ワイド」なフォルムを強調すべく、新デザインのフロントバンパー&フロントグリル、LEDハイ&ロービームランプ、リヤフォグランプ(インプレッサSPORT)、17&18インチアルミホイールを採用。

一方のインテリアは、立体感が強調される共に、新デザインのマルチファンクションディスプレイ、マルチインフォメーションディスプレイ付メーター、新デザインシート(メイン/サイド)も用意されています。顔つきではフロントバンパーのロア部がよりワイドになった印象で、ワイド感が演出されています。

スバル インプレッサ
ツーリングアシストを標準化

■応答性が向上したハンドリングとしなやかさが増した乗り心地

街中からスタートすると、ステアリングの操舵感がよりナチュラルになり、すっきりとしたステアフィールになっているのが印象的です。よりフラットライド感が増した乗り心地も美点で、大小多様な凹凸のいなし方も洗練されています。乗り心地の良さ、上質さを感じさせるステアフィールは、輸入車を含めたCセグメントの中でもトップクラスといえそう。

スバル インプレッサ
SUBARUインプレッサの走り

ほかにも、「アイサイト・ツーリングアシスト」の標準化も朗報。アダプティブクルーズコントロール(ACC)の先行車への追従性が改善しています。車線維持機能は、Rのきついコーナーが連続する首都高速の横羽線では、コーナーで警告音と共に解除されてしまうこともありましたが、国産車の中では高い精度を実現しています。

一方で、車線中央維持機能のさらなるアップデートにも期待したくなります。狭い高速道路ではとくに右ハンドル車の場合、ドライバーは無意識に車線内の右寄りを走る方が多いはずで、車線の左側が工事中だったり、左車線を大型車が通過したりする際には、車線中央を維持されると少し怖さを覚えることもあります。

SUBARU インプレッサ
D型インプレッサは、街中から高速域まで乗り心地の良さが印象的

洗練された走りや最新安全装備などにより商品力を高めたSUBARUインプレッサは、元からの美点である視界の良さ、広々した前後席のフットスペース、ヘッドクリアランスもあり、走りを含めたトータル性能の高さが伝わってきます。

スバル インプレッサ
マイナーチェンジ後モデルのインパネ
スバル インプレッサ
インプレッサのフロントシート

(文/塚田勝弘 写真/SUBARU、塚田勝弘)

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