■マイルドハイブリッドは見送りで2リットル直4ターボ搭載
VWは2019年10月に新型「ゴルフ」を発表しましたが、そのハイパフォーマンスモデルとなる新型「ゴルフGTI」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
厳冬のスカンジナビアで捉えたプロトタイプはフロントバンパー周辺にカモフラージュが見られますが、「ゴルフ」新型と同様のLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、ハニカムパターンのグリルを装備。
そのほかにも深いサイドシル、ルーフスポイラー、大型ブレーキをカバーするチャンキーホイール、レッドブレーキキャリパー、ディフューザー、デュアルエキゾーストシステムが確認できます。
シャシーは研ぎ澄まされ、新しく開発されたアダプティブダンパーとより正確で直接的なステアリングラックを装備、室内では新デザインのステアリングホールをはじめアップデートされるインストルメントクラスタやインフォテインメントシステムを搭載、ヘッドアップディスプレイがオプション設定されるほか、スポーツシート、カーボンファイバートリムなどが刷新され、よりスポーティな雰囲気を醸し出します。
パワートレインは、EA888のマイルドハイブリッドバージョンを提供する予定でしたが見送りとなり、代わりに2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載。最高出力は以前お伝えした245psのほかに295psを発揮する2種がラインアップされそうです。また駆動方式はFF、トランスミッションは6速MT、及び7速DCTが設定されると予想されます。
GTIの世界デビューは2020年3月のジュネーブモーターショーが濃厚のようで、夏以降には最強「R」の登場も期待できそうです。
(APOLLO)