新型BMW M3の6速MT搭載モデルをキャッチ。専用ヘッドライトにも注目

■最高出力510馬力のセダン、6速MTは後輪駆動に

BMWの中核を担う「3シリーズ」に設定されるハードコアモデル、「M3セダン」の最新プロトタイプをキャッチ。同時にその車内も初めて撮影に成功しました。

BMW M3外観_001
BMW M3 次期型プロトタイプ

BMW「M」社CEOであるMarkus Flasch氏は、以前からM3へのマニュアルトランスミッション搭載計画を示唆していましたが、この決定的写真によりMTの段階的な廃止を望んでいないコアなファンは安心するはずです。

6速ギアボックスの他には、コントラストステッチのレザーラップMステアリングホイール、おなじみ12.3インチのデジタルクラスタ、10.25インチのインフォテインメントシステムを備えています。また別のプロトタイプでは、レザーとアルカンターラが施されたカーボンファイバー製のスポーツシート、Mストライプ付きの専用シートベルトも見てとれます。

BMW M3内観_001
BMW M3 次期型プロトタイプ

エクステリアでは、ベースとなる「3シリーズ」と異なるヘッドライトに注目です。3シリーズより丸みを持ったLEDデイタイムランニングライトが内蔵されています。そのほか、Mスペックのサイドミラー、サイドシル、顕著なダックテールスポイラー、軽量の大径ホイール、クワッドエキゾーストシステムが確認できます。そして注目のグリルは、「コンセプト4」からインスパイアされた巨大グリルが濃厚です。

パワートレインは、最高出力510psを超える3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンですが、他には最高出力454psを発揮するエントリーモデルや、480psを発揮するミドルグレードが設定されると予想されています。トランスミッションは、8速ATと組み合わされ「M xDrive」四輪駆動が搭載されますが、6速MTは後輪駆動となるようです。

BMW M3外観_007
BMW M3 次期型プロトタイプ

BMWでは、4シリーズが2020年後半にデビュー予定で、M3は最速でも2020年後半、遅れれば2021年前半と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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