■2020年後半にも登場か? 新グラフィックのDRL(デイタイムランニングライトを確認
アウディのコンパクト・クロスオーバーSUV、「Q2」改良新型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
Q2は2016年3月のジュネーブモーターショーでデビュー。同年11月から欧州で販売開始されています。その後2018年には最高出力221psを発揮するハイスペック「SQ2」が設定されたほか、2019年には中国市場向けにロングホイールベース版「Q2L e-tron」を投入。ベースモデルでは初の大幅改良となります。
酷寒のスウェーデン北部で捉えた開発車両は、ヘッドライトのアウトラインがラジエターグリルに近い内側のエッジをより柔らかい形状にしているほか、内部では上下のエッジの間でダイオードを分割するフルLEDヘッドライトを装備しています。また垂直方向のコンパクトなコーナーエアインテークの一部や、垂直なバーと水平のバーを備えた新パターンを持つ低くワイドな六角形グリルを確認することもできます。リアエンドは着手されていないようですが、今後テールライトのグラフィックが刷新されると思われます。
パワートレインは、最高出力118psを発揮する1.0リットル直列3気筒ガソリンターボ、最高出力150psを発揮する1.4リットル直列4気筒ガソリンターボがキャリーオーバーされる可能性が高いですが、CO2排出量を削減するためのオーバーホールを受けると予想されます。
室内では、高品質の新しいトリム、より新しいデジタルインストルメントパネルによるコントロールのアップグレードなどがなされるでしょう。改良新型の登場は2020年後半が有力です。
(APOLLO)