■軽トラやジムニーのカスタマイズ向け「ジオランダー」が登場
SUVブームの中にあって昔からの定番といえば、実際にオフロードを走るかは別にして、オフロードチューニングやドレスアップがあります。
2019年12月5日、ヨコハマタイヤのSUV・ピックアップトラック用タイヤ「GEOLANDAR X-AT(ジオランダー)」に新サイズが追加され、2020年3月から発売されます。
追加サイズは、145R14C 85/83Q、195R16C 104/102Qの2サイズで、価格はオープンプライス。すでに発売されている35×12.50R20 LT 121Q~LT265/75R16 123/120Qの10サイズと合わせ全12サイズになります。今後も順次サイズラインアップを拡充する予定としています。
「GEOLANDAR X-AT」は、オンロードでの快適性を担保しながらも、オフロードチューニングやドレスアップを楽しむユーザー向けに開発されたタイヤで、オフロード感あれるアグレッシブな外観と優れたオフロード性能が特徴。さらに、オンロードでの快適性や環境性能を両立しているそう。
現在、発売されているオールテレーンタイヤの「GEOLANDAR A/T G015」とマッドテレーンタイヤの「GEOLANDAR M/T G003」の中間に位置する新カテゴリー商品として位置づけられています。
なお、今回の追加サイズである145R14C 85/83Qは、軽トラックのリフトアップカスタム車両向けのサイズ。軽トラックに装備されているLT/C規格になり、リフトアップ後の荷物の積載が可能になります。また、195R16C 104/102Qサイズはジムニーのカスタム車両向けのサイズ。
横浜ゴムは、中期経営計画「グランドデザイン2020(GD2020)」のタイヤ消費財戦略において「ホビータイヤ戦略」を掲げ、レースやクラシックカー、オフロードなどあらゆるクルマユーザーの趣味に対応する新商品の開発と既存商品のサイズラインアップ拡充を進めるとしています。
(塚田勝弘)