【サーキット女子に聞いたモータースポーツの魅力】その11・日野礼香さん「レースクイーンを引退したあとも大切にしたい事とは?」

●人が頑張っているところに魅力を感じてモータースポーツの世界へ

とかく男の世界と思われがちなモータースポーツの世界。ところが最近は競女カップやWシリーズなど、ドライバーを女性限定にしたカテゴリも発足するなど、モータースポーツに関わる女性も増えてきました。

そんなモータースポーツの中でも、ドライバーとしてではなく、あくまで主役を支えるかたちでモータースポーツに関わっている女性たちは、一体どんなところにモータースポーツの魅力を感じているのでしょう?そんなちょっとした疑問を、実際にモータースポーツの現場にいる女性に聞いてみようというこの企画。

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D’statin Racingのホスピタリティスタッフとしてサーキットに戻ってきてくれました

第11回目は、レースクイーン大賞グランプリも受賞した元トップレースクイーン「れいちぇる」こと日野礼香さんにお話を伺いました。

──まずは日野さんの経歴から教えて下さい

「よろしくお願いしまーす。結構ガチな感じなんですね(笑) 私は2009年にスーパーGTでレースクイーンデビューして、2011年に富士スピードウェイイメージガール・クレインズとしてサーキットに戻って来ました。
2012年にはスーパーGTではENEOS GIRLS、D1ではアップガレージ・ドリフトエンジェルスとして2014年まで3年間お世話になり、スーパーGTでは2013年から2年間IA GIRL STARSとしてSARDでもお世話になりました(この年レースクイーン大賞2014グランプリを受賞)。
2015年からは今回もお世話になっているD’station Fresh Angelsとして2年間活動させていただいて、2016年にレースクイーンを引退しました。」

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みほまるとは現役時代は一緒に活動したことはなかったそう。結構意外でした

──たしかその後も、それまであまり聞かなかったアンバサダー(親善「天使」)や、今シーズンはスーパードリエンサポーターズとしても活躍されていますよね。元々クルマやレースは好きだったんですか?

「いえ、元々車やモータースポーツには全く興味はなかったです。一人っ子で父も車は移動手段くらいの認識でしたし、私自身も車のことは全然詳しくないです。タイミングを逃したっていうのもあって運転免許も持っていませんし。
また、スポーツ自体全く観ないタイプなので、レースもレースクイーンとして仕事でサーキットに行って初めて観た感じです。」

──それは結構意外でした(笑)ではレースクイーンになったきっかけって何だったんでしょう?

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元々クルマやレースに興味はなかったそうですが、今ではハマっているそうです

「名古屋に住んでいて、当時所属していた事務所がレースのスポンサーをやるということになって、その事務所からレースクイーンを出すということで、仕事としてサーキットに行ったのが最初のきっかけですね。
1年間レースクイーンとして活動して、翌2010年はグラビアとかモデルの仕事をしていたんですけど、レースクイーンをやっている時の方が楽しかったなと思い、もう一度やりたいなと思って2011年に名古屋から東京に出てきて、東京の事務所に所属し直して、そこからオーディションを受けてサーキットクイーンとしてサーキットに戻ってきた感じです。」

──なるほど。具体的にはどんなところに魅力を感じたのでしょうか?

「初めてサーキットに行った時は全然興味がなかったんですけど、チームと直接関わるようになって間近で見ていたら面白いなと思って、それから結構ハマりましたね。
どちらかと言うと、マシンと言うよりは人が頑張っているところに魅力を感じました。今まで所属したどのチームも、自分たちをチームの一員として迎え入れてくれる温かいチームだったのもあって、そういう人達が頑張っている姿を見てきたからこそ、応援したいっていう気持ちが湧いてきたっていう感じです。」

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頑張っている人達を応援したい、そんな温かい気持ちにさせてくれるチームだからこそ、この場所にいます

「自分はもう(レースクイーンとしては)引退したのですが、そうやってお世話になったチームから手伝ってほしいという依頼をいただいた時に、不定期でこうしてお手伝いをしています。そういう意味ではレースとのつながりというよりは、人とのつながりがやっぱり一番大きいですね。
特にレースクイーン時代にもずーっとお世話になっていたかおりんは印象に強く残っていますし、ここ(サーキット)でしか会えない人達に会いに来るっていうのは大きいと思います。」

──では最後に、やはりサーキットでしかなかなか会う機会のないファンの皆さんにメッセージをお願いします

「そうですね。今回のようにチームのホスピタリティスタッフとしてサーキットに来た時は接する機会もないですし、引退してからはなかなか会える機会もないんですけど、長い間応援してくれていたモータースポーツファンの方たちの事はやっぱりずっと大切にしたいと思っています。
今までもフレエン(Fresh Angels)やドリエン(ドリフトエンジェルス)の復活ライブみたいに、皆さんと会える機会は少ないですけどありますので、そういう時には思いっきり話したり、いろんな人に会えるのを私も楽しみにしています。なのでそういう時はぜひ仲良くしてくださいっていうのと、皆さんは皆さんで、今後も楽しくサーキットを満喫してもらいたいなと思っています。」

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これからもどこかで会える機会があったときは一緒に楽しみたいと話してくれました

車の事はわからなくても、人との温かいつながりが、日野さんを再びサーキットに足を運ばせる理由になったようです。人との出会いは一期一会、あなたにもそんな一生モノの出会いがサーキットで待っているに違いありません!

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一緒にインタビューさせていただいたみほまる画伯によるD’station Racingのイラスト

そして、そんな日野さんに会える貴重な機会が、今月30日に開催されるドリエン10周年記念祭です。こちらにもぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。それではまた次回もお楽しみに!

(H@ty)

【関連リンク】

ドリエン10周年記念祭
https://angels.upgarage.com/?p=7563