目次
■コペンファクトリーでクルマを組み立てよう!
大盛況のうちに幕を閉じた東京モーターショー2019。前回を大幅に上回る入場者数を実現できたのは、様々な新しい催し物の効果も大きかったと思われます。その中でも、「アウトオブキッザニア」は子ども連れの家族から大変な人気を集めました。今回は、その中かダイハツブースの模様を振り返ります。
コペンはダイハツの軽自動車。2002年に初代が登場し、2014年には2代目にモデルチェンジ、親しみやすいルックスと軽快な走りが支持されて大人気のオープン2シーターです。大阪府池田市には、コペンファクトリーという施設もあり、組み立て・検査ラインを見学できるようになっています。キッザニアではコペンファクトリーをそのままリアルに再現。子供たちはメカニックとしてクルマの組み立てと検査に挑みます。
●リアルなコペンの組み立てラインを実体験!
子どもたちは、このファクトリーで小さなオープンカーにバンパーやヘッドライトを取り付ける作業を体験します。大人が乗って公道を走る普通のクルマなのに、どこかキッズサイズを感じさせるコペンは、子どもたちにとって威圧感がなく、なじみやすいクルマです。でもエンジンフードをあけたとたん目に飛び込んでくるぎっしり詰まったメカの迫力には圧倒されて、いっせいに驚きの声をあげていました。
バンパーやヘッドライトなど、フロントまわりのパーツの取り付けは、いわばクルマの顔を作る作業。組み立てが難しいパーツや大きいパーツもありますから、先輩に手伝ってもらったり、仲間と助け合ったりして懸命に作業を進めます。
組み立てが終わったら、きちんと組み立てられているか、組み立てたパーツがちゃんと動くかを検査しなくてはなりません。ライトが正常に動作するかなど、いくつかの項目が書かれたチェックリストを見ながら、いよいよ先輩技術員の厳しい検査に臨みます。
苦心してクルマを組み立て、無事に検査が終わると、みんなニコニコ顔で記念撮影。可愛いコペンも、子どもたちにつられていつもよりもっとニコニコしてるみたいですね。
●コペンのスポーツバージョンGR SPORTも展示
青海展示棟には、子供たちが整備していたコペンの最新スポーツバージョンGR SPORTが登場! TOYOTA GAZOO Racingによってチューンされた特別なマシンです。エアロダイナミクスを考慮して作られたレーシーな純白ボディが美しく、各部に盛り込まれた豪華装備や、ボディ剛性の強化によっていっそう魅力的なスポーツカーに仕上がっていました。くりくり丸目のコペンのクールなお兄さんみたいでカッコ可愛いですよね!
(写真:高橋克也 文:村上菜つみ)