ガソリン仕様は予想以上の実力者! 取り回し、ハンドリング、快適性のバランスはマツダSUVでベストか【MAZDA CX-30】

■長距離でなければパワー&トルク感ともにガソリン仕様で十分

街乗りから首都高速まで軽快な走りを披露してくれるのが、MAZDA CX-30のガソリン仕様。「SKYACTIV」の名を広く認知させたのはディーゼルエンジンの貢献度が高いはずで、その魅力はいまも健在です。ロングドライブの機会が多く、年間走行距離も延びるという使い方なら差額差+約32万円となるディーゼルエンジンを指名する価値は十分にあり、燃費も良く、軽油ですむメリットをより享受できます。

マツダ CX-30
MAZDA CX-30のフロントビュー

一方、自宅を中心とした街乗りが多く、年に数回ワンデードライブや1泊2日程度の旅行、あるいは帰省に使う程度で、休日くらいしか乗らないのであれば、2.0Lガソリン車の走りは魅力的です。

マツダ CX-30
MAZDA CX-30の走りは、軽快さと高い快適性を両立

ストップ&ゴーが多い街中でもスタートダッシュに不満はなく、首都高速でも伸びやかな加速が味わえます。より爽快な走りが美点で、試乗車はMT車だったため、より軽快な加速が引き出しやすいという利点もありました。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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