■PSA高級ブランドに旗艦モデル誕生
PSAのラグジュアリーブランド「DS」が開発を進めている新型フラッグシップセダンの車名が、「DS 8」ではなく「DS 9」の可能性が高いことがわかりました。
スペイン南部で耐熱テストを受けているプロトタイプは、カモフラージュラッピングがほどこされているものの、形状を隠すパッティングはほぼ見当たらず、市販型と思われるヘッドライトやテールライトの一部、Aピラーからテールエンドまで流れるクーペルーフ、ダックテールスポイラーなどが確認できます。
また先日捉えた開発車両とは、フロントエンドの偽装や、エキゾーストパイプの形状が異なっており、別のテスト車両であることもわかります。
DS9はPSAグループの「EMP2」プラットフォームを採用、ホイールベースはプジョー「508L」と同様112インチ(約2845mm)、全長は193インチ(約4900mm)と予想され、中国で販売される欧州プレミアムセダン、アウディ「A4 L」、BMW「3シリーズLi」ジャガー「XE L」、メルセデスベンツ「CクラスL」などと同クラスとなります。
パワートレインの詳細は不明ですが、ガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッドなどがラインアップされるといいます。2019年内には、まず中国で発売が予定されており、2020年には欧州市場へ投入されるはずです。
(APOLLO)