月面探査車をどう動かす!? アウトオブキッザニアのトヨタブースでプログラミングを学ぶ【東京モーターショー2019】

■月面探査車のプログラミングをやってみよう!

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トヨタのブースには、身近な技術と先端技術の2つのアクティビティがあります。

トヨタのブースでは、小さなクルマを組み立てるメカニックの仕事のほかに、月面探査車のプログラムを作るエンジニアの仕事が用意されています。街を走るクルマから生まれた自動車技術は、いまや科学の最先端にまで進化しているんですね。隣の町よりも隣の国よりもさらに遠く、隣の星を走るクルマをプログラムする子供たちの仕事を覗いてみましょう。

●命令カードを組み合わせてゴールまで上手に導く

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難しい仕事の内容も、わかりやすく説明してもらえます。

月面探査の意味や仕事の内容は、子どもたちにはちょっと難しい面もあるはずですが、先輩エンジニアにやさしく説明してもらうと、次第にみんなの表情がいきいきと輝きはじめます。カラフルなプログラミング装置に、すっかり興味しんしんですね。

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これが子供たちの月面探査車とプログラミング装置。

モーターで走る小さな月面探査車をスタートからゴールへと導くため、たくさん用意された命令カードを組み合わせてプログラムを作ります。コンピュータ・プログラムの概念は、大人でもなかなかわかりにくいものですが、子どもが見てすぐ理解できるよう、とてもよく工夫されています。

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「どうしたらうまくはしるかな?」小さなエンジニアたちが知恵をしぼります。

命令カードの組み合わせで結果が変わるので、子どもたちは何度もカードを組み合わせ直して月面探査車を走らせます。トライ&エラーを繰り返してベストな結果にたどりつこうと頑張るのは、大人たちの技術開発もまったく同じ。苦心して月面探査車をゴールにたどり着かせた瞬間、思わず歓声をあげる子もいました。

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壁には月面探査車のパネルが誇らしげに飾られています。

トヨタとJAXA(宇宙航空研究開発機構)は、月面用モビリティ「有人与圧ローバ」の共同開発をおこなうと発表したばかり。子どもたちの手元から走り出す小さな月面探査車も、その開発イメージを反映したものなのかもしれません。

宇宙でクルマを走らせる仕事にきらきら輝く子どもたちの目をみていると、今も昔もクルマはただ人やモノを運ぶ乗り物ではなく、人の夢をのせて走る乗り物なんだなあと実感させられました。

【開催概要】
期間:2019年10月24日(木)~11月4日(月・祝)
場所:「第46回 東京モーターショー2019」青海展示場
対象:小学1年生~6年生(要予約)
※ご予約・詳細は下記「東京モーターショー2019」の専用ページよりご確認ください。
https://www.tokyo-motorshow.com/event1/out_of_kidzania/

(写真:高橋克也 文:村上菜つみ)

この記事の著者

村上菜つみ

村上菜つみ 近影
福岡出身・東京在住のモデル&モータージャーナリスト。ツーリング雑誌での編集経験を経て独立し、二輪・四輪問わず幅広い分野で執筆中。「月刊モトチャンプ」連載中の「ぶらり二輪散歩」で使用したバイクのインプレッションを毎月6日(モトチャンプ発売日)に公開する他、乗り物関連の展示を紹介する「村上菜つみのミュージアム探訪」をシリーズ連載しています。愛車はホンダ・モビリオスパイク&ホンダ・VTRです。