フォルクスワーゲン・ゴルフGTIに史上最速・最強を誇る「ゴルフGTI TCR」が600台限定で設定。最高出力290PS、最大トルク380Nmで価格は5,098,000円【新車】

■7代目ゴルフの掉尾を飾る「ゴルフGTI TCR」が日本上陸

8代目となる新型フォルクスワーゲン・ゴルフがワールドプレミアされましたが、7代目のゴルフはまだまだ日本で買えます。ディーゼルエンジンも追加されるなど、完熟されたゴルフ7をいま買うのも十分にアリでしょう。

ゴルフGTI TCR
ゴルフGTI TCRのフロントビュー

さらに、ゴルフ7には日本仕様史上最強の「ゴルフGTI」である「ゴルフGTI TCR」も控えています。10月25日に受注が開始され、11月以降の納車が予定されている「ゴルフGTI TCR」は、最高出力290PS・最大トルク380Nmの最強GTIで、ファン注目の限定車。限定台数は600台で、価格は5,098,000円です。

ゴルフGTI TCR
ゴルフGTI TCRは専用大径ブレーキディスクを搭載

「ゴルフ GTI TCR」は、「WTCR(ワールド・ツーリング・カー・カップ)」に参戦するレーシングカーのストリートバージョンとして開発されたモデル。

パワートレインは、現行ゴルフRの2.0LTSIエンジンをベースに、専用チューニングが施され、最高出力は通常のGTIよりも60PSアップの213kW(290PS)、最大トルクは380Nmを発揮。

7速DSGとの組み合わせにより、0-100km/h加速5.6秒(ドイツ計測値)を記録するなど、日本で今まで販売されたゴルフGTIの中でも史上最強のモデル。

ゴルフGTI TCR
ゴルフGTI TCRのアクラポヴィッチ」チタンエキゾーストシステム

ほかにも、電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックや大径ブレーキディスク(前後輪共ベンチレーテッドディスク)、官能的なエキゾーストサウンドを奏でる「アクラポヴィッチ」チタンエキゾーストシステムなどが特別装備され、GTIのパフォーマンスを最大限まで高めています。

ゴルフGTI TCR
ゴルフGTI TCRのインパネ

インテリアには、TCR専用ファブリック&マイクロフリースシートが用意され、赤いラインが際立つ新デザインのシートトリムがスポーティに演出。さらに、ステアリングホイールは12時のポイントに赤いアクセントの入った専用ステアリングが採用されています。

ほかにも、フロントドアを開けた際に地面にTCRロゴを映し出すプロジェクション機能など、よりドライバーの高揚感を高めるアイテムが満載されています。

ゴルフGTI TCR
ゴルフGTI TCRのフロントシート

ボディカラーは専用色のピュアグレーを含む全4色展開。リヤディフューザーやサイドスカート、フロントリップスポイラーといったブラックペイントされた専用エクステリアパーツに加えて、ドアミラーと共にルーフもブラックペイントとなり、足元に採用したマットブラックの専用19インチアルミホイールとのコンビネーションにより、精悍なエクステリアデザインに仕立てられています。

なお、毎年開催されているオーストラリアのファンミーティング「ヴェルターゼー」において、2018年5月に「Golf GTI TCR コンセプト」が世界初披露されています。3日間で延べ20万人以上が集まるフォルクスワーゲン最大級のこのイベントで、“Golf GTI TCRコンセプト”が登場すると、会場内からはクルマ好きのGTIオーナーからの熱狂的な歓迎を受けました。

今回同限定車を購入すると、この「ヴェルターゼー」をモチーフにしたデザインをあしらったGolf GTI TCR成約記念品「スペシャルキーボックス」が納車時にプレゼントされます。同ギフトボックスには車両の鍵のほか、シリアルナンバーが刻印されたプレートと最大200mの範囲の物を探せるBluetooth発信機”LIFE BEACON”が同梱されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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