■街乗りからツーリングまでスマートに使える大人のコミューター
ヤマハが誇る、コーナリング時にリーンするフロント二輪の独自機構「LMW」。様々な路面状況において乗り手のテクニックをアシストし、快適な走りを可能としていますが、そのLMWシリーズの最新かつ初のミドルクラスモデルが「トリシティ300」です。
現在、国内で発売されているトリシティ125と155の上位モデルとなり、ナイケンや現行のトリシティから得られたノウハウを基に設計された専用設計のLMW機構を採用しています。
さらに高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3つにフォーカスし、燃費と環境性能の両立を高次元で具現化したBLUE COREエンジンを組み合わせて、高い安定感としなやかな走りが魅力のモデルとなっています。
そのコンセプトは「街中からそのままハイウェイで郊外に出ても快適に走りを楽しめるコミューター」、存在感のあるボディにパワフルな走り、それに対応可能な機能性に優れる足まわりが自慢です。
フロントフェイスはスポーティかつシャープな顔つきで、ボディはトリシティ・シリーズの独創的かつ流れるようなフォルムを継承、一クラス上の存在感を示すとともにメタルパーツを各所に使用することでラグジュアリー感もプラスしています。
足元のフットブレーキ、シート下のゆとりあるラゲッジスペース、マルチファンクションデジタルメーター、そしてスマートキーといった装備も標準となっています。
トリシティ300は、街乗りからツーリングまで快適に使え、落ち着いた雰囲気も持ち合わせた、まさに大人のスマートコミューターといえる一台となっています。
ヤマハ・トリシティ300
【主要諸元】
・エンジン:水冷4ストロークSOHC単気筒4バルブ
・排気量:292cc
・車両重量:239kg
・燃料タンク容量:13L
(文・写真:安室淳一)