販売を一時休止していたメルセデス・ベンツV220dが再登場【東京モーターショー2019】

■ディーゼルエンジンを搭載した人気のLサイズミニバンがマイナーチェンジ

メルセデス・ベンツ日本は2019年10月23日、東京モーターショーにてマイナーチェンジしたメルセデス・ベンツVクラスの予約注文開始を発表。デリバリーはV220dアバンギャルドロングとv260アバンギャルドロングが2020年1月頃、その他のモデルは2020年春頃を予定しています。

Vクラス外観02
新型Vクラスのフロントスタイル

現行型のVクラスは2016年1月に販売開始されましたが、カタログモデルは2.2L直列4気筒クリーンディーゼルエンジンのみで、限定車として2018年11月に2L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載したV260ロングが設定されました。

Vクラス外観03
新型Vクラスのリアスタイル

今回マイナーチェンジを行った新型Vクラスは従来モデル同様に、カタログモデルのV220dには最高出力163ps・最大トルク380Nmを発生する2ステージターボチャージャーを採用した2.2L直列4気筒クリーンディーゼルターボエンジンを搭載。

限定105台で販売されるV260アバンギャルドロングには、最高出力211ps・最大トルク350Nmを発生する2L直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載。トランスミッションは両エンジン共に7速ATが組み合わされます。

Vクラス内装01
新型Vクラスのインパネ

エクステリアはフロントマスクを中心に刷新され、最新のメルセデス・ベンツのデザイン言語を取り入れ、3つあるエアインテークを一つにまとめることによりフロントバンパーの開口部を拡大。またその左右にクロームパーツをあしらうことで、スポーティなデザインとしています。

Vクラス内装02
新型Vクラスのセカンドシート

インテリアはフラットなフロアに2列目は独立シート、3列目にはベンチシートを採用。セカンド&サードシートは脱着可能なため、2列目を後ろ向きにセットできるなど多彩なシートアレンジが可能です。さらにエクスクルーシブシートパッケージをオプションで設定。ヘッドレストクッション、オットマン、リラクゼーション機能などで快適性を向上させ上質な移動空間を提供してくれます。

メルセデスベンツブース
東京モーターショーで発表されたモデル

クリーンディーゼルエンジンを搭載するV220dは全長4905mmのスタンダード、全長5150mmのロングそして、全長5380mm、ホイールベース3430mmというエクストラロングの3タイプのボディサイズが用意されている新型Vクラスの新車本体価格はV220dが740万〜790万円、V260アバンギャルドロングは950万円となっています。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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