キャンプでアイスが食べられる!? アウトドア派は澤藤電機のポータブル冷凍冷蔵庫に注目【東京モーターショー2019】

■スマホを使ってマイナス18度からプラス10度まで温度設定が可能

澤藤電機というのは、ハイブリッド車のモーターやEVのユニットを作っていたり、アンモニアから水素を製造するシステムを開発していたりする企業なのですが、そのあたりは一般ユーザーに直接はかかわりがないので、もっととっつきやすい製品を紹介しましょう。それはポータブル冷凍冷蔵庫です。

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こちらが『Pacificool』。クールホワイト×メタリックのプレミアムモデルです。

澤藤電機のポータブル冷蔵庫は、これまで『ENGEL』(エンゲル)というシリーズで発売されてきましたが、やや無骨なデザインでヘビーデューティなモデルばかりでした。それが、これは女子ウケ、ヤング主婦ウケもしそうな、スタイリッシュなデザイン。モデル名も『Pacificool』(パシフィクール)と新たなネーミングが与えられました。

ポータブル冷蔵庫というとペルチェ方式とコンプレッサー方式とあって、ペルチェ方式のほうが低コストなんですが、冷却力は弱い。この澤藤電機のポータブル冷蔵庫は、本格的で強力なコンプレッサー方式です。設定可能な温度はマイナス18度からプラス10度まで。そう、冷凍も可能なのです!

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350ml缶なら30本、500mlペットボトルなら19本収納できます。

内容量は21Lとなかなかのサイズ。500mlペットボトルを立てて入れることができるので、効率よく使うこともできます。

またプレミアムモデルはブルートゥースで通信でき、スマホを使って温度を設定することができます。

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プレミアムモデルはブルートゥースで通信してスマホで設定ができます。

プレミアムモデルはUSB機器を充電できる端子も備えています。

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電源はDC12Vまたは24V。別売りのACアダプタを使えば家庭用電源も使えます。

おもしろいのは、東京モーターショーの会場でもそうやって使っていたのですが、ホンダが出している蓄電器『E500』を使えば、マイナス18度設定でも約6時間使えるそうなので、昼過ぎにキャンプ場につけば、たとえ電源がとれないキャンプ場でも、その日の夜はデザートにアイスクリームが食べられることになります! プラス5度の設定なら12時間も使えるそうです。

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写真の右側に写っているのがホンダの蓄電器E500です。

発売予定は2020年春頃。夏のアウトドアレジャーなどに購入を検討してみてはいかがでしょうか?

【Pacificool】
・外寸:幅610mm×奥行320mm×高さ297mm
・庫内寸法:幅375mm×奥行250mm×高さ223-235mm
・重量:11.5kg
・価格:ベーシックモデル4万9800円/プレミアムモデル5万9800円

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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