「パイルダー・オン!」しに行きそうなカーメイトのドローンステーション【東京モーターショー2019】

■緊急事態にスクランブル発進!

社名ロゴが変わったりして、新たな理念をアピールしている自動車用品大手メーカーのカーメイトですが、カー用品というか、もはや空からやってくる敵を迎え撃てそうな装置を発売しました。それはドローンステーションです。

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ここから直接ドローンが出撃します。

これが強烈カッコいい。一見そんなに大きくない金属コンテナなんですが、自動でハッチが開き、自動で発射台がせり上がり、そこから完全体のドローンが飛び立てるというものです。

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ハッチが開くとこの発射台も自動でせり上がります。

まぁ、災害などの緊急のときに、現場に行ってから組み立てたりする必要がないように、組み上がったドローンをしっかり保護しつつ運搬できて、しかも操縦者はクルマの助手席などに乗ったまま、遠隔操作でハッチを開き、トラックの荷台から速やかにドローンを飛ばすことができるというものなんですが、実際のアクションはもはや空から街を狙ってくる敵を迎撃する味方戦闘メカの出撃シーンにしか見えません。サンダーバードやマジンガーZの世界が現実になったようです。

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ハッチなどのステーにはモーターが搭載されていて、遠隔操作で開閉できるようです。

監視カメラ、夜間照明、温湿度制御ファンなども備えていて、ドローンをしっかり保管でき、離着陸をサポートします。

まぁ、一般のクルマ好きのひとが買うものではないと思いますが、受注生産で販売を開始しているそうです。

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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