5年振りにビッグマイナーチェンジされた1000ccスーパースポーツ・新型ヤマハYZF-R1が日本初公開!【東京モーターショー2019】

■バレンティーノ・ロッシのYZR-M1もお見逃しなく!

2015年にフルモデルチェンジして登場したYZF-R1は、レースシーンでも鈴鹿8耐4連覇、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスでのチャンピオン獲得など、それまでのスーパースポーツのレベルを一気に引き上げた存在となりました。

YZF-R1
日本初登場となる2020年型YZF-R1がヤマハブース入口でお出迎え!

今回の東京モーターショーでは、5年振りにビッグマイナーチェンジされたNEW YZF-R1がジャパンプレミアで登場! フロントマスクは、R25、R3、R6などの「Rシリーズ」に通じる端正なものとなり、EU5適合の環境性能を実現。アイデンティティとも言えるクロスプレーンエンジンにEBM(エンジンブレーキ・マネジメント)やBC(ブレーキ・コントロール)の2種類の制御システム、さらに接地感を向上させたニューサスペンションなどなどフラッグシップにふさわしい仕上がり。2020年秋以降に日本で発売される予定です。

フロントマスク
フロントマスクは「Rシリーズ」共通のデザインで登場!
マフラー
EU5に適合するために触媒を追加。やや苦労の跡が見えます。
リヤサスペンション
接地感を向上させたというリアサスペンション。

モータースポーツ関係のマシンは、メインブースにはモトクロスマシンのYZ450FX、電気トライアルマシンのTY-Eといったモデルしかなく、以前はMotoGPマシンのYZR-M1が、ヤマハブースはもちろん、パーツメーカーにも展示されていたものですが…っと思っていたらありましたよ! ちょうど国際展示場駅からビッグサイトに歩いて行く途中にあるTFTビルにバレンティーノ・ロッシのYZR-M1と中須賀克行のYZF-R1が展示されていますのでお見逃しなく!

YZ450FX
全日本MCクロスカントリー選手権に参戦する鈴木健二のYZ450FX。
TY-E
黒山健一がFIMトライアル世界選手権TRIAL Eクラスに参戦し、2018年、2019年ランキング2位となったTY-E。
YZR-M1ロッシ号とYZF-R1中須賀号
東京ビッグサイトの近くにあるTFTビルに展示されているYZR-M1ロッシ号とYZF-R1中須賀号。

(佐藤寿宏)