日本初公開のアルピナXD4 Allradはスポーツカーを凌駕するパフォーマンスを発揮!【東京モーターショー2019】

■連続出展を続けるBMWアルピナが最新鋭のクーペSUVをお披露目

1979年に日本におけるアルピナ第1号となるB7ターボを輸入して以来、40周年というメモリアルイヤーを迎えたBMWアルピナ。1987年の出展以来、今回の第46回東京モーターショーで連続17回の出展となっています。

アルピナXD4の外観04
ジャパンプレミアのXD4とワールドプレミアのB3

南展示館1階にあるBMWアルピナブースには、すでに販売されているB7リムジン、XD3に加えて、ワールドプレミアとなったB3 Allrad、そしてジャパンプレミアのXD4 Allradの4台がブースに並びました。ここでは、スタイリッシュなクーペスタイルのSUV、BMWアルピナXD4 Allradを紹介しましょう。

アルピナXD4外観02
XD4のリアスタイル

BMWアルピナXD4 Allradは、スポーティかつ際立った存在感と独特な魅力を備えたクーペのようなシルエット、卓越した走行性能と快適性、高めのシート位置など多くの人がSUVに期待するものすべてが揃っています。

搭載されているクリーンディーゼルエンジンは、4基のターボ・チャージャーとコモンレール式の高圧直噴システムを搭載した最新の3L直列6気筒です。4000〜5000回転という幅広い回転域で388psという最高出力を発生し、最大トルク770Nmを1750〜3000回転で発生します。

アルピナXD4の内装01
XD4のインパネ

XD4 Allrad静止状態からわずか4.6秒で100km/hまで加速、巡航最高速度は268km/hに到達。セグメントで最速をマークするだけでなく、SUVながらピュアスポーツカーに匹敵する高いパフォーマンスを発揮します。

アルピナXD4の内装02
XD4のシート
アルピナXD4外観03
XD4に装着される20インチホイール

トランスミッションは、アルピナ・スイッチトロニックを備えた最新世代のZF製8速ATで、駆動方式にはトルクを完全に可変配分するAWDシステムを採用。さらに電子制御式ショック・アブソーバーを採用したアルピナ・スポーツ・サスペンションを組み合わせることにより、乗り心地を損ねることなく、卓越したハンドリングとダイナミクスを実現しているのが特徴です。

また、XD4 Allradには他のBMWアルピナモデルと同じく最新の排出ガス後処理技術が採用されており、ディーゼル・パティキュレート・フィルター、NOx吸蔵還元触媒コンバーターと尿素水溶液(アドブルー)を噴射する尿素SCRシステムを組み合わせることで必要十分な環境性能を実現しています。

アルピナb7外観
最上級セダン、アルピナB7のフロントスタイル
アルピナXD3外観01
XD3のフロントスタイル

20インチの軽量アルピナ・クラシック・ホイールやリアのアクティブLSDを標準装備し、どんなシーンにおいても高い操縦安定性と俊敏性を両立したBMWアルピナXD4 Allradの車両本体価格は1,385万円です。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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