■アクセルとブレーキの踏み間違いを防止
10月24日から一般公開が始まる東京モーターショー2019。東京ビッグサイトの西館3、4ホールには部品メーカーやサプライヤー、デバイスメーカーなどが数多く出展しています。

電子デバイスとカメラ技術で安全面からドライブをサポートするデータシステムのブースも、この西館3ホールにあります。

今回の注目はなんといってもアクセルとブレーキの踏み間違い防止装置「アクセル見守り隊」(一般流通向け)と「ペダルの見張り番II」(オートバックス専売品)。これらはどちらも、最近問題が顕在化し、事故の原因の一つとされている踏み間違いを防止する装置です。

データシステム得意の電子デバイス技術で開発されており、取り付けも車種別ハーネスを用意して幅広い車種に取り付けが可能です。

新たに追加される「アクセル見守り隊」(一般流通向け)は11月より発売開始、「ペダルの見張り番II」(オートバックス専売品)は、好評発売中とのこと。

データシステムのカメラ技術を搭載したデモカーも展示されています。今回は新型ジムニー。

デモカーの中を見てみると様々なモニター類が取り付けられています。これらは全てデモカーに取り付けられたカメラと接続されています。

また高性能で話題のドライブレコーダーも装着されています。

装着されているのは高画質な4K録画のドライブレコーダー。

一般的な2K、FHD画質に比べて4倍の情報量となる4K画質はナンバープレートなどもくっきりと録画します。

また前後2カメラ式のドライブレコーダーもラインナップされています。

2カメラ接続のタイプながら超コンパクト。これであおり運転対策もばっちりです。

またデモカーにはデータシステムお得意のカメラ技術が搭載されています。

背の高いSUVには必須ともいえるのがサイドカメラ。

フロント左側の死角を鮮明に映します。

グリルに埋め込まれたフロントカメラ。

こちらもボンネット下の死角を180度の広範囲で鮮明に映していきます。

でも、いちいちカメラごとにモニタを用意するのも煩雑です。

そこでこれらのカメラ映像をナビ画面に映してしまうアダプタも用意されています。

このアダプタがあれば、純正ナビでなくとも、ほとんどの国産自動車メーカーの全周囲モニター映像を市販ナビに映し出すことが可能になるのです。

またフロントカメラをエンブレムに埋め込むキットも用意されています。

データシステムはSUVの死角をカメラ技術で無くしていったのです。

また死角をなくすといえば夜の暗闇でもはっきりと映し出せるナイトビューカメラもあります。

そしてリアカメラだけで真上から見たかのような映像が得られるスカイトップビューカメラも開発中。
データシステムはこれらの先進のカメラ技術と電子デバイスで、安全なドライブを支援しています。
(写真・文:松永和浩)
