●伝統のSVRがV12の掉尾を飾る?
ランボルギーニは、2019年3月のジュネーブモーターショーにて「アヴェンタドールSVJロードスター」を発表、これが同社にとって最後のピュアV12気筒と噂されていましたが、最終V12モデルが発表される可能性が高いことがわかりました。
アヴェンタドールSVJ/ロードスターは、最高出力770psを発揮する6.5リットルV12DOHCを搭載する同社のフラッグシップモデルです。後継モデルは電動化され、ハイブリッドモデルの可能性が高いと予想されていますが、アヴェンタドール最終モデルの情報を入手しました。
新型モデルの車名には「アヴェンタドールSVR」が有力とされています。SVRは、ジャガー・ランドローバーの最強モデルに与えられる称号で、ランボルギーニではかつて「ディアブロSVR」や「ミウラSVR」が存在していました。
予想されるパワートレインは、6.5リットルV型12気筒エンジンで最高出力は驚異の830psを発揮します。これは「アヴェンタドールSVJ」より60ps、同社最新モデル「シアンFKP 37」より11ps高く、最大トルクもSVJの720Nmを大きく超えてくる模様です。
おそらく、フェラーリ「LaFerrari FXXK」、マクラーレン「P1 GTR」、ポルシェ「911 GT2 RS 935」などをライバルとするサーキット専用モデルとなると思われますが、今後ロードカーバージョンへの展開もあるでしょう。
ワールドプレミアは2019年内が有力です。
(APOLLO)