●「セーフティ」「エネルギー」「コネクティッド」の3分野を中心に展示
世界2位のメガサプライヤーであるデンソーは、東京ビッグサイト 西展示ホール4階 3・4ホール W4202に出展します。
2019年の東京モーターショーでは、「未来のモビリティ社会を創る実現力」をテーマに掲げ、「セーフティソリューション」「エネルギーソリューション」「コネクティッドソリューション」の3つの分野を中心に展示すると発表しました。
展示ブースでは、AR(Augmented Realityの略、拡張現実)のミニモックカーを通して、クルマの内部に搭載されているデンソーの製品が分かりやすく解説されます。また、3つの分野におけるコア技術を体感することで、社会課題の解決や新しい価値創造に向けたデンソーの実現力を伝えるとしています。
ペダルの踏み間違い事故などに対応する「セーフティソリューション」では、交通事故のない安心・安全な社会の実現に向けて、新車から既販車に至るまで幅広く安全を提供する技術、製品開発に注力している同社。
展示ブースでは、ペダル踏み間違い加速制御装置など様々な先進安全製品が展示されます。また、月明り程度の暗さといわれる1ルクスの空間が再現され、その暗闇の中で、同社製の画像センサー、ミリ波レーダーの性能をプロジェクションとミニチュアカーを使って体感できます。
「エネルギーソリューション」分野では、豊かな環境と走る喜びの両立を目指し、クルマのエネルギーマネジメントや余剰エネルギーの貯蔵などエネルギーへの多角的な取り組み、ユーザーニーズに応える多様なパワートレインの進化の取り組みが紹介されます。ブースでは、エネルギーソリューションのキーとなる電動化を披露。また、電動化車両に重要なモーター、インバーター、電池監視ユニットが展示されます。
デンソーの「コネクティッドソリューション」は、クルマがクラウドとつながることで、より便利で快適な暮らしを実現するために、車両と様々なサービスをつなげる仕組みに注力。展示ブース内のコネクティッドモックカー「DENSO URBAN MOVES」では、旅行、ビジネス、日常生活の3つのシーンで、暮らしがどう便利になるのか、どんな風に楽しくなるのかを体感できるそうです。
(塚田勝弘)