●テーマは「Mobility is the heartbeat of life」。未来のモビリティのための技術ソリューションを紹介
コンチネンタルタイヤが2019年東京モーターショーの出展概要を発表しました。同ブースは、東京ビッグサイトの南展示棟(南ホール3/4 S3401)に設けられます。
「Mobility is the heartbeat of life」のテーマが掲げられ、「Automated Driving(自動運転)」「Electrification(電動化)」「Connectivity(コネクティビティ)」を柱に未来のモビリティのための、以下の技術ソリューションが紹介されます。
「Conti C.A.R.E.(コンチ・ケア)」と命名された技術ソリューションは、2019年のフランクフルトモーターショーで発表。未来のモビリティのための技術ソリューション「Conti C.A.R.E.」で、「Connected:接続」「Autonomous:自律」「Reliable:信頼」「Electrified:電動化」から命名されています。
未来のクルマが遭遇するであろう様々な場面をサポートするための、ホイール、タイヤ技術ネットワークを持つタイヤを超えた包括的な技術。これにより、様々な走行状況に応じて望ましい性能特性に適合させることができるそうです。
「ContiSense(コンチ・センス)」は、タイヤ構造内に組み込まれたセンサーが特徴。センサーがトレッドの溝深さや損傷の可能性、タイヤ温度と空気圧に関するデータを生成し、継続的に評価しながらホイールやタイヤ技術のネットワークを緻密に調整、管理をしやすくします。
「EcoContact 6 with adidas Parley shoe (エコ・コンタクト 6 アディダス・シューズ)」も紹介されます。こちらは、より環境に配慮したソリューションを求めるエンドユーザーのために開発されたハイパフォーマンス・エコタイヤ。3つの相反する性能であるウェットブレーキ性能、転がり抵抗、耐摩耗性能を非常に高いレベルで向上し、現在日本での取扱いサイズ35サイズ中、15サイズが欧州タイヤラベリング制度の「ウェットブレーキ性能、転がり抵抗」で最高グレードの「A/A」を獲得。
さらに、アディダスとのコラボレーションも注目されそうです。タイヤは、クルマの部品の中で唯一路面に接地している部品で、車両の重量を支え、駆動力・制動力を伝え、路面からの衝撃を和らげ、方向を転換・維持するという役割を担っています。シューズのソールにも共通点が多く、アディダスはタイヤの技術をシューズのソールに応用できないかと、コンチネンタルタイヤ部門の専門家に相談をしたそう。
10年以上前のことで、それ以来、コンチネンタルとアディダスの技術提携は拡大を続け、現在では200近いランニングシューズ、トレッキングシューズ、アウトドアシューズのモデルにコンチネンタルのタイヤ開発で培われた技術が搭載されたラバーソールが採用されています。
「VikingContact 7(バイキング・コンタクト 7)」も紹介されます。優れたウィンター性能とドライ路面でのハンドリング性能に加えて、シリーズ初となる「左右対称パターン」を採用。ウェット、シャーベット路面での排水性を大幅に高め、冬の様々な路面状況下でさらに安全で快適なドライビングを可能にしたコンチネンタルのプレミアム・スタッドレスタイヤです。
(塚田勝弘)