ドライバーの素顔が分かる?プレスカンファレンスに初潜入してきました【F1日本GP2019】

■F1日本GP開幕!

年に一度のお祭り、F1日本GPがスタートしました!

直撃が心配される台風ですが、そんな心配も吹き飛ばしてくれるくらい鈴鹿サーキットは盛り上がっていますよ〜!!

2019F1日本GP
ROLEXの時計があるのも、F1ならでは。

■愛情たっぷりの応援グッズがたくさん!

F1日本GPのお楽しみと言えば、他のグランプリでは見られない個性的な応援グッズ達。

木曜日に行われたピットウォーク&コースウォークでたくさん写真を撮らせてもらったので、どどーんと紹介しちゃいます!

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ダニエル・リカルド(ルノー)ファンの少年。どこが好きかは、秘密だそうです(笑)。
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マクラーレンファンのお2人。ボードにはサインも入っていますね!
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アルファロメオファンのお2人。手作りクッション、私も欲しい!
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とっても可愛いセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)ファン。
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ルイス・ハミルトン(メルセデス)グッズが眩しい!F1女子が増えて嬉しいかぎりです☆
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オランダから来たという、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)ファン。ネイルもフェルスタッペン仕様で素敵です。
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海外メディアからも、大人気!

どれも愛情がたっぷり詰まっていますよね。きっとドライバーやチームの励みになっているはずです!

■トップドライバー登場に大興奮!

ピットレーンを歩いていると、前からキラキラオーラ全開のルクレールが歩いてきました。

今シーズンからフェラーリに移籍し、男らしさが増したシャルル・ルクレール(フェラーリ)。ファンサービスも丁寧にしており、言う事なし! 好感度急上昇中です。

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ルクレール登場!爽やかでかっこいい〜。個人的にはキャップなしの無造作ヘアーに萌え。
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ファンサービスもしっかりやっていましたよ。サイン貰えた方、羨ましい!

■カンファレンス初潜入!

いつもF1観戦に行く時はチケットを買っていましたが、実は今回、念願のメディアパスをゲットすることができました。F1のメディアパスは審査がかなり厳しく、私にとっては憧れの存在。それがようやく発行されたのです!

ということは、今までみたいにドライバーを追っかけているだけではもちろんダメ。ちゃんと(!?)お仕事してきましたよ。

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憧れだったメディアパス。頑張るぞー!

朝、プレスルームに行くと各チームのカンファレンススケジュールが掲示されていました。木曜日から日曜日まで毎日行われるのですが、形態(TV or Web、紙面)や場所(ホスピタリティ内 or ガレージの裏)、時間を確認し自分でスケジュールを組んでいきます。

特に木曜日は集中しており、時間がかぶってしまうことも。自分の中で優先順位を決め、まるでパズルを組み立てるようにスケジュールを組んでいきます。

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プリントアウトしたものを数枚用意しておくチームと、掲示のみのチームと様々。
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メルセデスとレッドブルのスケジュール。

■キミ・ライコネン(アルファロメオ)

まず最初に向かったのが圧倒的な人気を誇るライコネン。チームホスピタリティのテーブルで彼を囲むようにしてはじまりました。

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ライコネンの声が小さすぎて、みんな若干前のめり気味(笑)。

ボソボソと小さな声でしゃべるイメージでしたが、実際に目の前で会話を聞いていると本当に小さい! レコーダーに声がちゃんと入っているか心配になっちゃうほどです。

でも、しっかり相手の目を見て丁寧に答えている姿を見て、TVで見せるクールな印象が少し変わったかも!?  とにかくオーラが凄く、近くにいるだけでドキドキしちゃいました。

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昨シーズンまでアルファロメオで走っていた、マーカス・エリクソンと。

そうそう、アルファロメオのホスピタリティでエリクソンに遭遇! 相変わらず優しくて、快く写真を撮ってくれましたよ。

■ランス・ストロール(レーシング・ポイント)

ライコネンのカンファレンスには約20人のジャーナリストやカメラマンが集まっていたのに対し、ストロールは私を含めたったの4人……。噂には聞いていたものの、正直ここまで差が出るとは思いませんでした。

しかし、カンファレンスを続けていく中で、その理由がよ〜く分かりました。

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塩対応ですが、優しいところもあるので憎めないんだよなぁ。

ストロールは質問に対する回答が超塩対応なんです。例えば、「日本のファンについてどう思う?」と聞いてみても「良いね」のみ。

大事なスポンサー名がたくさん入ったチームウエアもファスナーをだらりと開けていたり(チームスタッフに怒られていましたが)、「THE お坊ちゃま」な態度で妙に納得させられたのでした。

■ワールドチャンピオンはやっぱり違う!?

一番人が集まっていたのが、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。

それぞれ約50人集まっており、チャンピオンなので「厳かな雰囲気でやるのかな」と思っていたらとても和やかな雰囲気で、びっくり!でした。

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カンファレンスは撮影禁止だったので、ホスピタリティの写真でご勘弁を。

ベッテルは「チームメイトのシャルル・ルクレールについてどう思うか」という割と酷な質問をうけるも、「誰が一緒でも変わらないよ」と歴代チームメイトの名前を全部言い(途中抜けてる人も何人かいましたが…笑)おふざけしながらかわすというチャンピオンの余裕さえ感じられました。

■バルテリ・ボッタス(メルセデス)

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メルセデスも撮影NGだったので、ご勘弁を(パート2)。

ちなみにハミルトンのすぐ後にチームメイト、ボッタスのカンファレンスが行われたのですが、たくさんいたジャーナリスト達が半分まで減少。その光景を目の当たりにしたボッタスはどう思ったのだろう、と考えると胸が痛みます(涙)。

特にストロールお坊ちゃまのように塩対応でもなく、むしろ質問にもしっかり答えていたんですけどね。やはり実力世界なのでしょうか。

■FIA記者会見

個人的に楽しみにしていたのが、木曜日に行われるFIA記者会見。5人のドライバーが登壇するのですが、「話していない間こそドライバーの素顔が見れるはず!」と最前列からドライバー達の様子を観察してきました。

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登壇者は写真向かって左からニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツJr(マクラーレン)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)。

一番おふざけしていたのが、フェルスタッペン。他のドライバーが話しをしている間、ヒュルケンベルグやルクレールとヒソヒソ話をしては大爆笑。しまいには質問されているのにちゃんと聞いておらず、「マックス」とFIAから注意される始末です(笑)。

でも答え終わったあとに「これで良いでしょ?」と得意気に聞いちゃうあたりが、可愛いんですよね〜。

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先日乗ったというホンダRA202の説明をジェスチャー付きでルクレールに熱弁。楽しそうなのは良いけれど、人の話はちゃんと聞きましょうね〜(笑)。
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ヒュルケンベルグに話しかけるフェルスタッペン。何を話しているのでしょうね?

そしてここでもやっぱり実力の差が出てしまうわけで……。どうしても質問が集中するのが、ルクレールとフェルスタッペン。あとは来シーズンのシートがまだ決まっていないヒュルケンベルグです。

それに比べてサインツJrとラッセルは1〜2問のみ。他のドライバーが話している間、サインツJrは手をいじっているかと思えば、目を開けながら寝てる!?と思う程ぼーっとしたり、様々な表情が見れて面白い(笑)。

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サインツJrく〜ん、起きてますか〜??

一方ラッセルはというと、常に姿勢がよく真っすぐ前を見ていてキリッとした表情。生まれ年(1998年2月生)で見ると一番年下のはずなのに、誰よりも落ち着いて大人に見えました。

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キリリとした表情が素敵です。

そしてこの記者会見と、各ドライバーのカンファレンスで必ず聞かれたのが台風について。どのドライバーも「安全第一。日曜日に予選が行われても、特に問題はない」と答えていましたよ。

F1日本GP
終始笑顔のフェルスタッペンに、思わずルクレールから笑みがこぼれます。

そんな中、フェルスタッペンだけは「土曜日直撃したら、1日フリータイムになるね!」とどこか嬉しそう。

この記事を執筆している間に、土曜日の予選は決勝日の10:00〜行われることが発表されました。フェルスタッペン、今頃ニヤニヤしているんだろうなぁ(笑)。

(yuri)

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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