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■スーパーカブ乗りなら聖地を目指せ! カフェカブ青山はカブ乗りの祭典だ
●第23回カフェカブミーティングin青山
EVENT DATA
・開催日:2019年9月14日・15日
・場所 :Hondaウエルカムプラザ青山(東京都)
・主催 :カフェカブ運営事務局
7月に開催されたカフェカブパーティin北海道からわずか2か月後、9月14日と15日の2日間、Hondaウエルカムプラザ青山(東京都)を舞台に「カフェカブミーティングin青山」が開催されました。
ホンダの本社でもある青山一丁目での開催は例年、土曜と日曜の2日間開催で、今回で23回目となります。これだけ長い歴史のあるイベントを、参加費無料で開催し続けている主催者の努力には拍手するほかありません。
例年だと青山では11月に開催されていたのですが、今年は東京モーターショーやウエルカムプラザ青山の改装を控えているためでしょうか、2か月前倒して開催されました。例年通り11月を目標に準備をしていた参加者の中には驚かれた方もいたようですが、今回も1日あたり200台を超える大勢のスーパーカブ乗りが集まりました。
カフェカブミーティングは常連の参加者が多いのが特徴ですが、毎年同じマシンで来場されるわけではありません。特にカスタムされた車両の場合、前年よりもグレードアップしたり仕様変更したりするケースが非常に多いのです。イベントを見学するためにやってくる来場者がマンネリで飽きてしまわないよう、主催者だけでなく参加者もイベントを盛り上げるための努力をしているというわけです。
今回、取材を行ったのは初日(9月14日)ですが、バラエティに富んだスーパーカブが揃っていました。特に今年は、インジェクション仕様になった2007年以降のモデルや110、クロスカブを多く見かけました。キャブレターモデルをカスタムする上級者だけでなく、日常的にカブに乗っているライトな参加者が増えたということは、スーパーカブがより一般層に幅広く支持されはじめたことの現れでもあるように思われます。
●スーパーカブは後ろ姿で語れ! キャリアの使い方アレコレ
今回はそんな傾向も踏まえて、カスタムマシンだけでなくスーパーカブの代表的なアイテムであるリヤボックスにも注目して取材をしてみました。
スーパーカブを手に入れたら、手始めにリヤキャリアへボックスを載せるユーザーが圧倒的に多いようです。車体に似合わぬ大きなハコでも無理なく載ってしまうのがカブなのです。ここからは様々なハコを見ていきましょう。参考にしたくなる楽しいヒントが見つかるはずです!
(増田 満)