ボルボ・カーズからエンジン事業が独立、吉利汽車(ジーリー)と共に一大エンジンサプライヤー誕生。将来的にはロータスにも供給予定!

■吉利汽車(ジーリー)と共に内燃機関とハイブリッドパワートレインの開発部門を統合・独立

ボルボ・カーズは、その親会社といえる吉利汽車(ジーリー)とともに、次世代のエンジンやハイブリッドパワートレインを開発するべく、既存のエンジン事業を独立させ、統合すると発表しました。ボルボ・カーズ(3000名)とジーリー(5000名)を合わせた一大エンジンサプライヤーの誕生というわけです。

一気に電動化に向かっているボルボ・カーズではこれからの10年で、そのグローバル販売の半分をピュアEVとして、残り半分はハイブリッドにするという戦略をとっています。それだけ電動化への開発リソースを割く必要があります。ジーリーと内燃機関(エンジン)事業を統合することで、そうした開発にかけるリソースを確保することができるのは大きなメリットといえます。

さらに、この独立した組織によって生み出されるエンジン&ハイブリッドパワートレインは、ボルボ・カーズとジーリーのみならず、プロトン、ロータス、LEVIC(ロンドンタクシーで知られる企業)、そしてLYNK&COといったジーリー傘下の各ブランドにも供給されるということです。

ボルボのエンジン組み立て工場
ボルボのエンジン組み立て工場

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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