●人気モデルは中古車市場の値動きも特徴的。
消費税増税前の駆け込み需要によって新車の販売台数は上昇しました。その中で、トヨタRAV4が6277台販売し、SUVで第1位・全体でも9位にランクイン。またコンパクトSUVのC-HRが3608台でSUV第2位・全体でも17位と好調です。
そのほかSUVではホンダヴェゼル、トヨタハリアーが続き、トヨタのSUVが上位を占めていて、SUVも一時のブームではなく安定した人気車種となりました。
![ハリアー走り01](https://clicccar.com/uploads/2019/10/harrier_chukosha_002-20191002200654-800x553.jpg)
そのSUVブームのパイオニアといえば「トヨタハリアー」です。乗用車カムリのプラットフォームを流用した初代ハリアーは「高級セダンの乗り心地と快適性を両立したクロスオーバーSUVとして1997年に登場。国産プレミアムSUVという新しいカテゴリーを確立しました。
![ハリアー外観02](https://clicccar.com/uploads/2019/10/harrier_chukosha_003-20191002200655-380x253.jpg)
![ハリアー外観03](https://clicccar.com/uploads/2019/10/harrier_chukosha_004-20191002200701-380x253.jpg)
1997年に販売開始した初代モデル、そして2003年に登場した2代目ハリアーは海外ではレクサスRXとして販売され、日本市場にレクサスRXが導入された際にハリアーは販売終了となる予定でした。
しかし、販売現場からSUVの中でも強いブランド力のあるハリアーを残してほしいという要望があり、2013年12月に3代目である現行モデルが登場。このハリアーは日本市場専売モデルで、ベースは先代のRAV4となっています。
![ハリアーエンジン04](https://clicccar.com/uploads/2019/10/harrier_chukosha_005-20191002200702-380x253.jpg)
![ハリアー内装05](https://clicccar.com/uploads/2019/10/harrier_chukosha_006-20191002200704-380x253.jpg)
2013年に登場した現行型ハリアーは当初、2L直列4気筒ガソリンエンジンと2.5Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムの2つのパワートレインを採用していました。
そして2017年6月のマイナーチェンジで最高出力231psを発生する2L直列4気筒ターボエンジンを追加し、ラインナップを強化。さらにこの時に運転支援システムの「トヨタセーフティセンスP」を全車に標準装備し、安全性を向上させています。
![ハリアー内装06](https://clicccar.com/uploads/2019/10/harrier_chukosha_007-20191002200705-380x243.jpg)
![ハリアー内装07](https://clicccar.com/uploads/2019/10/harrier_chukosha_008-20191002200706-380x253.jpg)
2013年の販売開始から約6年が経過し、2020年にはフルモデルチェンジを行うというウワサが出ているハリアーですが、モデル末期というタイミングにも関わらず人気は健在です。このことは中古車相場が如実に示しているので、紹介しましょう。