●3.0リットル直列6気筒ツインターボ+電気モーターを搭載する「545e xDrive」が新設定
BMWは、現在「5シリーズ」ファミリーの開発をすすめていますが、「5シリーズツーリング」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。
キャリアカーで輸送中を捉えた開発車両のフロントマスクには、以前と変わらず厳重なカモフラージュがほどこされています。フェイスリフトでは、ヘッドライトのシグニチャーをはじめ、キドニーグリルやサイドエアインテークを含むバンパーが再設計されることは間違いないと思われます。
注目はリアエンドです。前回捉えたプロトタイプでは改良に着手されていなかったテールライトが、最新テスト車両では新デザインのLEDライトを装備しているのがわかります。
注目のパワートレインですが、現在5シリーズには「530e xDrive」と呼ばれるハイブリッドモデルが設定されており、2.0リットル直列4気筒ターボ+電気モーターを搭載、最高出力248psを発揮します。しかし改良型では、3.0リットル直列6気筒ツインターボ+電気モーターを搭載する「545e xDrive」が新設定される予定です。「7シリーズ」に設定されている同システムは最高出力389psを発揮しますが、545e xDriveでは375psへデチューンされることになるでしょう。
5シリーズ改良新型のデビューは2020年後半以降、あるいは2021年初頭と予想されています。
(APOLLO)