ロードバージョンにも期待。ヒュンダイ最強ミッドシップハッチ「RM19」がいきなりフルヌード!

●「レーシング・ミッドシップ」を意味するRM

韓国ヒュンダイのコンパクト・ハッチバック、「ベロスター」に設定されるハードコアモデル「ベロスターRM19」プロトタイプをフルヌード姿で初めて捉えました。

ヒュンダイ ベロスター RM19外観_004
ヒュンダイ ベロスター RM19開発車両

RMシリーズは「ベロスター」をベースに、同社のハイパフォーマンス部門が手掛けた高性能モデルで、車名のRM19は、「レーシング・ミッドシップ2019」を意味しています。ベロスターがFFであるのに対し、エンジンをミッドシップにマウントした後輪駆動が特徴です。

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ヒュンダイ ベロスター RM19開発車両

2016年にもフルカモフラージュされた開発車両を捕らえており、実に3年ぶりのスクープとなりました。捉えた開発車両は、1月に公開された「ベロスターN TCR」と多くの共通点を持っています。顕著な違いは、ボンネットのデュアル・エアーバルジがワイドな横型にされ、サイドミラーがコンパクトに変更されている点です。また、ほぼフルヌード状態のプロトタイプからは、フロントスプリッター、立体的サイドスカート、大型リアウィング、ド派手なリアディフューザーなど攻撃的なエクステリアが見てとれます。

ボディにはアルミスペースフレーム構造+CFRP(カーボンファイバー強化樹脂)により、大幅な軽量化を実現。パワートレインは、2.0リットル直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載、最高出力300ps、最大トルク383Nmを発揮するとみられます。

プロトタイプは、サーキット専用として開発されているはずですが、今後ロードバージョンなど派生モデルも期待したいです。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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