ポルシェ初のピュアEV「タイカン」がワールドプレミア。まずは「ターボS」と「ターボ」がデビュー【新車】

外観は、ワイドでフラットなフォルムが特徴で、そのシルエットは、後方に向かって下向きに傾斜するスポーティなルーフラインによって形成されています。

ポルシェ・タイカン
ポルシェ・タイカンの前後スタイル

彫りの深いサイドセクションも特徴的で、流線形のキャビン、テーパーの付いたCピラー、フェンダーのショルダーは、ポルシェらしさを印象づけるシャープな造形。リヤのライトバーに統合されるガラスルックのポルシェロゴなど、革新的なエレメントも用意されています。Cd値0.22を実現したとするエアロダイナミクスは、高効率なエネルギー消費により、長い航続距離に大きく寄与。

ポルシェ・タイカン
ポルシェ・タイカンのインパネ

ドライバー中心のインパネは、独立型の湾曲したメーターパネルが特徴で、ダッシュボード上に頂点を形成。中央の10.9インチインフォテインメントディスプレイを配置し、全ユーザーインターフェースは専用設計で、従来の制御用スイッチやボタンなどは大幅に削減されています。

ポルシェ・タイカン
ポルシェ・タイカンのメーターパネル

ハードキーを減らしたことで、タッチ操作や「Hey Porsche」と呼びかけるコマンドに応答するボイスコントロール機能が備わったこで、直感的な制御が実現したそう。積載性も高く、前後に2つの荷室を用意。フロントコンパートメントは81L、リヤコンパートメントは366Lが確保されています。

世界3大陸でワールドプレミアされたポルシェ・タイカン。日本での発売時期、価格などは現時点では明らかにされていません。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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