外観は、ワイドでフラットなフォルムが特徴で、そのシルエットは、後方に向かって下向きに傾斜するスポーティなルーフラインによって形成されています。
彫りの深いサイドセクションも特徴的で、流線形のキャビン、テーパーの付いたCピラー、フェンダーのショルダーは、ポルシェらしさを印象づけるシャープな造形。リヤのライトバーに統合されるガラスルックのポルシェロゴなど、革新的なエレメントも用意されています。Cd値0.22を実現したとするエアロダイナミクスは、高効率なエネルギー消費により、長い航続距離に大きく寄与。
ドライバー中心のインパネは、独立型の湾曲したメーターパネルが特徴で、ダッシュボード上に頂点を形成。中央の10.9インチインフォテインメントディスプレイを配置し、全ユーザーインターフェースは専用設計で、従来の制御用スイッチやボタンなどは大幅に削減されています。
ハードキーを減らしたことで、タッチ操作や「Hey Porsche」と呼びかけるコマンドに応答するボイスコントロール機能が備わったこで、直感的な制御が実現したそう。積載性も高く、前後に2つの荷室を用意。フロントコンパートメントは81L、リヤコンパートメントは366Lが確保されています。
世界3大陸でワールドプレミアされたポルシェ・タイカン。日本での発売時期、価格などは現時点では明らかにされていません。
(塚田勝弘)