【新車】メルセデス・ベンツがAMG A35 4マチックと新型CLAを発表! 盤石のFFモデルラインナップを形成

●新型CLAは2L直4のディーゼル(FF)とガソリン(4WD)を用意

AMG A35 4マチックと同時に発表されたのが、スタイリッシュな4ドアクーペそしてシューティングブレークという2つのボディを用意するCLA/CLAシューティングブレークです。

CLAクーペフォトセッション
CLAクーペと上野社長とのフォトセッション。
CLA シューティングブレーク 外観リア
先代以上に美しさが増したシューティングブレークのリアスタイル。

CLA/CLAシューティングブレークは上級モデルであるCLSクラスから採用された前傾するフロントエンドがサメの尖った鼻先をイメージさせる新デザインを採用した外観が特徴です。メルセデス・ベンツのクーペモデルに共通するサッシュレスウィンドウを採用し、エレガンスかつスポーティなクーペスタイルを演出。CLA/CLAシューティングブレークのワイド&ローのボディはCd値0.23という高い空力性能を実現しています。

CLAクーペ外観フロント
同じFFシリーズの中でもヘッドライトの形が異なる。
CLAクーペ 外観リア
メルセデス・ベンツのクーペモデル共通のサッシュレスドアを採用。

インテリアは新型Aクラスの基本デザインを踏襲。連続するワイドスクリーンディスプレイやジェットエンジンのタービンを思わせる5つの円形エアアウトレットがスポーティさを強調しています。デザインを追求する一方で、室内空間のゆとりを改善。先代モデルに比べて室内幅は前席で35mm、後席で44mm、そして前席のヘッドクリアランスも17mm拡大され、スタイリッシュなクーペスタイルながら、圧迫感の少ない室内空間となっています。

CLA インテリア
Aクラスと同様に対話型インフォテイメントシステム、MBUXを搭載。
CLAフロントシート
スタイリッシュなデザインだが、先代よりヘッドクリアランスは増加。

CLA/CLAシューティングブレークに搭載されるエンジンは2種類。FF車の200dには最高出力150ps、最大トルク320Nmを発生する2L直列4気筒ディーゼルターボと4WD車の250 4マチックに搭載される最高出力224ps、最大トルク350Nmを発生する2L直列4気筒ターボです。組み合わされるトランスミッションは200dが8速DCT、そして250 4マチックは7速DCTとなります。

CLA 2Lディーゼルエンジン
CLA200dに搭載される2L直列4気筒ディーゼルターボエンジン。
CLA 2Lガソリンエンジン
CLA250 4マチックに搭載される2L直列4気筒ガソリンターボエンジン。

CLA/CLAシューティングブレークにも対話型インフォテイメントシステのMBUX、テレマティクスサービス「メルセデス・ミー・コネクト」を搭載。また「インテリジェントドライブ」と呼ばれる安全運転支援システムは最上級モデルSクラスに匹敵する最新のシステムで、全方位を監視しドライバーをサポートしてくれます。

CLA リアシート
リアシートの空間も広がり、居住性が向上している。
CLA タイヤ
CLAクーペ/シューティングブレークは225/45R18インチのタイヤを装着する。
CLAクーペトランク
CLAのトランク容量は460Lを確保。リアシートを倒せば長尺物も積載可能。
CLAシューティングブレーク ラゲージ
5人乗車時は505L、リアシート倒せば最大1370Lまで拡大するシューティングブレークのラゲージスペース。

CLA/CLAシューティングブレークの車両の本体価格はCLAが472万〜534万円。CLAシューティングブレークは482万〜544万円となっています。

Aクラスは5ドアハッチバックに加えて7月に4ドアセダン、そして今回ハイパフォーマンスモデルAMG A35 4マチックが追加され、さらに4ドアクーペのCLA、スタイリッシュなCLAシューティングブレークが登場し。メルセデスのコンパクトカー・セグメントは隙のない盤石のラインナップとなりました。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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