アウディSUV初のスポーツバックは「Q3」に決定。420馬力のRSは年内にもデビュー?

●Bピラーからリアウィンドウへと続く美しいルーフラインが特徴のスポーツバックがQ3に設定

アウディのコンパクト・クロスオーバーSUV「Q3」の派生モデルとなる「Q3スポーツバック」に設定される最強モデル、「RS Q3スポーツバック」開発車両をカメラが初めて捉えました。

スポーツバックは、「A1」「A3」「A5」「A7」などに設定されてきた4ドアクーペ/5ドアハッチバックですが、これまでSUVには設定されておらず、Q3スポーツバックが初となります。プラットフォームにはRS Q3同様に「MQB」を採用し、スポーツサスペンションや高性能ブレーキシステム、Quattro全輪駆動システムを搭載します。

ベースモデル「Q3」との最大の違いは、Bピラーからリアウィンドウへと続く美しいルーフラインです。またブラック加工された大径ホイール、ハニカムメッシュのワイドグリル、大型エアインテークを装備、リアエンドでは大径のツインエキゾーストパイプやディフューザーなどアグレッシブなエクステリアが見てとれます。

パワートレインは、「RS3」や「TT RS」から流用される2.5リッター直列5気筒ガソリンターボエンジンを搭載、最高出力は420ps、最大トルク480Nmと予想されています。これは現行RS Q3よりもプラス53ps、プラス15Nmの数値となっています。また0-100km/h加速もQ3の4.4秒から4秒へと向上されると予想されています。

室内は「Q3」からキャリーオーバーされる見込みで、光沢のブラックトリム、10.25インチまたは12.3インチのデジタル・インストルメントクラスタも期待できるほか、8.8インチまたは10.1インチのインフォテインメントシステムもあるはです。さらにメタリックアクセント、フラットボトムステアリング、カーボンファイバー、アロイペダルなどRS仕様も追加されると思われます。

市販型ワールドプレミアは2019年内と予想されています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる