【新車】トヨタ自動車の燃料電池バス「SORA」が一部改良を実施!! 「ITS Connect 路車間通信システム」や「ITS Connect 車群情報提供サービス」など自動運転にもつながる制御、機能を搭載

■安全性、輸送力、速達・定時性が向上

●乗客が非常停止させられる機能も

都バスで導入されているトヨタ自動車の燃料電池バス「SORA」が2019年8月6日に一部改良を受けました。今回の一部改良では、安全性、輸送力ならびに速達・定時性を向上させ、8月から販売を開始。路線バスとして活用される「SORA」は、稼働率も高く、常に高い安全性が求められることから、今回新たに、交差点の右折時にドライバーへの注意喚起を促す機能、ドライバーに急病などの異常が発生した際に、乗客が非常停止させられるシステムなどが搭載されています。

トヨタ自動車「SORA」
トヨタ自動車の燃料電池バス「SORA」

また、公共交通手段として重要である輸送力の向上と速達・定時性の両立を目指し、バスが連続して走行する際に、車両間の情報を相互に共有し、信号やバス停での分断を防ぐ機能も用意。

今回加わった「ITS Connect 路車間通信システム(DSSS:Driving Safety Support Systems)」は、路側装置と車両の通信により取得された対向車・歩行者情報、信号情報などを活用。ドライバーに注意喚起を促す機能です。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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