三菱自動車がブランド発信拠点「MI-Garden GINZA(マイガーデンギンザ)」を2019年9月12日に開設

●新しい銀座のシンボルを目指す三菱自動車のブランド発信拠点

三菱自動車の本社は、JR田町駅東口にあった第一田町ビルが建て替えのため、反対側のmsbTamachi田町ステーションタワーSに移転しています。そのため、現在は本社ショールームがない状態ですが、ブランド発信拠点「MI-Garden GINZA(マイガーデンギンザ)」を2019年9月12日(木)にオープンすると発表しました。

「MI-Garden GINZA(マイガーデンギンザ)」は、その名のとおり、東京を代表する一等地である銀座(東京都中央区銀座二丁目6番3号)に開設され、同社のブランドメッセージである「Drive your Ambition」を体現する独自技術を織り込んだクルマや技術を展示。同社によるライフスタイルの提案により、三菱自動車の魅力を幅広い層に伝えていくことを目的とした施設としています。

「MI-Garden GINZA」の「MI」の「M」は、Mitsubishi Motorsの頭文字、「I」はIntelligent(知性)、Ingenious(創意工夫)、Inspiration(インスピレーション)、Interaction(交流)の意味が込められているそう。「MI-Garden GINZA」を訪れる人に、同社が提供するクルマやデザインだけでなく技術やライフスタイルも提案することで、生活の新しい楽しみ方を発見したり、活動範囲を広げたりするきっかけを提供する場にしたいとしています。

なお、オープン当初は、電動SUVコンセプトカーの「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」が展示され、三菱自動車が目指す近未来の高性能電動車の姿を披露。さらに、蓄電池としての機能も持つプラグインハイブリッドのアウトランダーPHEVによる給電機能を活用したアウトドアの楽しみ方を提案するほか、家庭向けの新しい電力使用パッケージサービスである「電動 DRIVE HOUSE」も設置され、サステナブルなエネルギーライフを提案。

「電動 DRIVE HOUSE」とは、電動車、V2H充放電機器、太陽光パネル、家庭用蓄電池などで構成される、家庭での使用を想定したシステムがパッケージ化されたもの。

販売・設置からアフターメンテナンスまでがワンストップ化されたサービスが一括して販売されるのが特徴です。これにより、家庭での太陽光発電による電動車への充電や、電動車から家庭への電力供給を可能となり、ユーザーは、電気代の節約や緊急時の非常用電源としての利便性をはじめとした利点を享受できます。

「MI-Garden GINZA」では、すべての電力に再生可能エネルギーを使用し、ニュージーランド発のコーヒーロースター「Allpress Espresso(オールプレス エスプレッソ)」の素材や製法にこだわったコーヒーや食事も提供されるなど、サステナブルで居心地の良い空間になるそう。

オープン後は、同ショールームの立地や開放感のある庭を活用した様々なイベントを開催することで、新しい銀座のシンボルとなることを目指すとしています。

(文/塚田勝弘 写真/三菱自動車、塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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