フォルクスワーゲンとフォードが提携を強化。その戦略とは?

昨年6月に戦略的提携を発表したVWとフォードですが、両社は新たに自動運転やEVに関する提携拡大を発表するなど、活発な動きをみせています。

VWは独ミュンヘンに拠点を置き、フォード傘下で自動運転技術開発を手掛けるアルゴAIに出資。一方、フォードもVWのEVプラットフォーム「MEB」採用により、欧州向けにEV投入を予定している模様。

両社は数年後に自動運転車の商用化を目指しているようで、アルゴ社を巻き込むことで技術面や開発費軽減への効果が期待できそうです。

アルゴも自動運転システムの欧米展開を考えているようで、フォードや大手VWとの協業が販売にプラスに働きそうです。

今回の提携拡大により、VWはアルゴ社の自動運転システム導入が可能となり、VWグループとフォードは、自動運転分野におけるスケールメリットを活かせるというワケです。

Avanti Yasunori・画像:ARGO.AI VW)

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アルゴAI
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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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