●ネームバリューを活かしてSUV化を。衝撃発言をもとにSUVモデルを大胆予想
先日、GMの元副会長であるBob Lutz(ボブ・ラッツ)氏が「コルベット次期型は、ポルシェ・カイエンに匹敵する10万ドル(約1千万円)のSUVとして発売した方が良いのでは」と提案し、話題となっていましたが、早速反応した人がいます。
今回も協力してくれたのはCGデザイナーのKleber Silva氏です。予想CGでは、あえてランボルギーニ「ウルス」のデザインを多く残していますが、「C7」から流用したヘッドライトやコルベットのエンブレム付きボンネットを装備。テールライトもコルベットから意匠を得たデザインとされています。
ラッツ氏によると、新型ミッドシップ・コルベットが発売されても新規顧客を取り入れることは困難であり、ポルシェやランボルギーニがSUVをヒットさせたように、ネームバリューを活かしてSUVへ方向転換することが最善の策という理論のようです。
すぐ開発に着手されることはないでしょうが、ラッツ氏がGMのライバルであるクライスラーに電撃移籍した際には、ダッジ「バイパー」の開発を主導したカリスマだけに、その言動の実現を全く否定することはできないかもしれません。
(APOLLO)