710馬力にパワーアップされたランボルギーニ・ウルスのチューニングカーをABTが発表

●名門ABTの手によるウルスのチューニングカーが登場。カウンタックを置き去りに!?

アウディのチューニングで有名な独「ABT Sportline」(アプト スポーツライン)は、ランボルギーニのクロスオーバーSSV「ウルス」のチューニングカーを初公開しました

パワートレインを中心にカスタムした新作は、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンをブーストアップし、最高出力は+60psとなる710ps、最大トルクは910Nmを発揮、0-100km/h加速は3.4秒のパフォーマンスを誇ります。

これは4.0リットルV型12気筒エンジンを搭載し、最高出力375psを発揮するランボルギーニのアイコン「カウンタックLP400S」と比較すると、実に倍近い数値です。ウルスがSUVであることを考えると、自動車産業の進歩を実感できます。

エクステリアは実にシンプルです。フロントエンド、リアエンドともに目立ったエアロパーツは装着されておらず、ベースモデルのもつアグレッシブなデザインを尊重したものとなっています。

これまでABTは、アウディやVWのチューニングを中心にしてきましたが、このランボルギーニのカスタムにより、VW傘下のほぼ全てのモデルを強化する準備が整っていると言え、今後の新たなモデルが楽しみになってきました。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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