【G20大阪】アメリカ・トランプ大統領、ロシア・プーチン大統領、中国・習近平国家主席の「専用車」を紹介!

■主要国要人とともにやってきた専用車たち

本日(6月28日)と翌日まで大阪府・大阪国際見本市会場(インテックス大阪)にて開催される国際会議「G20大阪サミット」が開催されています。37カ国と様々な国際機関のトップが大阪にやってきています。

特に日本国内外からその動静が特に注目されるアメリカ、ロシアそして中国は各国専用機と専用車で会場や宿泊先で移動しています。

この3カ国の首脳が乗っている専用車は日本でお目にかかることはまずないクルマ達ですので紹介していきます。

●アメリカ・トランプ大統領の「ビースト」

アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領の「愛車」は、ゼネラルモーターズの高級車ブランド・キャデラックが開発した「キャデラック・プレデンシャル・リムジン(大統領専用車)」。通称「ビースト」または「キャデラック・ワン(大統領専用機エアフォース・ワンにかけて)」と呼ばれています。現行車は昨年秋から運用されています。

キャデラック・エスカレードに近いフロントマスクデザインの車体の重量は推定8~9トン。大口径の銃弾はもちろん、爆弾、ミサイル、はたまた生物兵器から大統領を守る為に様々なテクノロジーが注ぎ込まれています。タイヤもパンク耐性を徹底的に高めた特別製。もし大統領が負傷した場合に備えて自分の輸血パック、酸素ボンベなどが格納されています。

また大国の主として自国や友好国に危険が迫った際に迅速に命令を下すためにペンタゴンといった国防関連機関と通信できる衛星通信機能も搭載されているとのこと。

詳しい装備・性能についてはもちろん「トップシークレット」

また運用は襲撃を想定し、常に2台同時。その周りにはシークレットサービスや大統領護衛部隊が常に警戒をしています。

まさに「動く要塞」なのです。