注目ポイントの1つは居住性の向上。ホイールベースが先代よりも80mmも延長され、居住性と積載性が向上。さらに、Aピラーが先代より直立方向に起こされたため、乗降性も改善したとしています。
また、2 列目には同セグメント SUVとして世界初となる6ウェイフルパワーシートを全モデルに標準装備。レッグルームは、先代比69mm増の1,045mmに延長されています。さらに2列目左右のシートは約100mmの範囲で前後電動スライドが可能。「40:20:40」分割可倒式後席は電動角度調整式、左右ヘッドレストの高さは電動調整式になっています。全車標準装備の3列目シート(2人掛け)は可倒式で、フレキシブルなシートアレンジに対応。
積載性では、3列目シート使用時の荷室容量は160Lで、2、3 列目シートを倒すと最大2,055Lまで広がります。また、トランクスルーで積み込める横幅が72mm 拡大されたことで、長尺物もより簡単に積載できるようになりました。さらに、AIRMATIC サスペンション装着車は、スイッチ操作によりリヤの車高が約40mm下がり、よりスムーズな荷物の積み下ろしが可能。
安全装備では、最新世代の運転支援システムシステムが全車に標準装備されています。国内初導入の機能強化として、「アクティブ ブレーキ アシスト (歩行者/飛び出し/右折時対向車検知機能付)」は、対向車線を横切って右折しようとする際に、対向車線を直進してくる車と衝突する危険がある場合、車速 10km/h以内であれば自動ブレーキが作動。対向車の検知は、フロントの長距 離レーダーセンサーとステレオマルチパーパスカメラを使って行われます。
「GLE 300 d 4MATIC」の価格は9,400,000円、「GLE 400 d 4MATIC スポーツ」は消費税8%の場合が10,890,000円、10%の場合が11,090,000円。「GLE 450 4MATIC スポーツ(ISG搭載モデル)」が8%の場合が11,320,000円、10%が11,530,000円です。
(塚田勝弘)