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●モナコ・モンテカルロ駅までは快適な電車旅
「F1女子モナコGP観戦記」、今回はサーキットへの行き方、スタンドの様子を中心にお届けします。現地観戦を検討している方のお役に立てれば幸いです。
宿泊地のニース(フランス)から、サーキットのあるモナコ・モンテカルロ駅まで電車で約20分。事前に鉄道会社(SNCF)のホームページに記載してある時刻表を確認してから駅に向かう事をおススメします。キップの購入方法はこちらの記事をチェック!
決勝日は臨時列車が出ていたものの、入場規制がかかっていたので時間に余裕をもって行動すると安心ですよ。
びっくりしたのは通勤ラッシュのように満員電車にしないこと! 人数を数えてしっかり入場規制をしてくれるおかげで座ってのんびりでき、快適な電車旅となりました。ちなみモンテカルロ駅は土曜日から入場規制がかかり、ホームにたどりつくまで30分くらいかかったので、こちらも時間に余裕を持った行動をオススメします。
モンテカルロ駅に到着し、まず最初に確認するのが案内板。購入したスタンドのアルファベットが書かれた方向へ向かいましょう。
●シャルル・ルクレール祭り!?
駅構内や街中にはモナコ出身のシャルル・ルクレール(フェラーリ)がたくさん! 街(国!?)を挙げて応援しているのが分かりますよね。今年はリタイアで終わってしまいましたが、来年こそはポディウムの真ん中に立ってほしいものです。
駅を出ると、街に入るための入念なセキュリティチェック。一カ所だけでなく、様々なポイントで行われていたので座席に向かうには少し時間がかかります。セキュリティチェックというと、だいたいサーキットに入る時だけというイメージですが、なんと街から出る時もチェックが行われたのです!
でもここまでしっかり管理してくれると安心して観戦することができ、ありがたいですよね。スタッフの方は皆親切で動きに無駄がなく、「さすが伝統のグランプリは違うな」と感じました。
●購入チケットはスタンドT!
私が購入したのはプールシケインとラスカスの間にあるスタンドT。ピットエリアが見えるのに惹かれこの座席にしました。ちなみにチケットは紙なのでチケットフォルダーをお忘れなく! スタンドは下段、上段で値段が違うのですが、節約のため約4万円安い下段にしました。
スタンドTの入り口が見えてきた~、と思ったらまたしてもセキュリティチェック。ここからは「飲み物はキャップを開けなきゃダメ」「食べ物の持ち込み禁止」などさらに厳しくなります。
ようやく全てのチェックをクリア。しかしゴールはまだ遠かった…。そう、スタンドTへ行くにはコースを渡らなければいけません。
コースの上に「ROLEX」などメインスポンサーの書かれたロゴを見かける事があるかと思いますが、実はあれ、コースを渡るための橋になっているんです。これが結構高くて(汗)。だいたい2階~3階くらいでしょうか。橋を渡りきる頃には息切れものでした。
入り口から、座席に到着するまで約5分。予選、決勝日は混雑のため移動に倍の時間がかかるので、要注意ですよ。