●「職人」の名にふさわしい装備が魅力の特別仕様車がゴルフに設定
フォルクスワーゲン・ゴルフの次期型(ゴルフ8)の登場は、2019年とも2020年ともいわれています。いずれにしても2012年登場の現行ゴルフがモデル末期なのは確か。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、2019年6月4日、現行ゴルフシリーズの集大成となる特別仕様車「Meister(マイスター)」を発売すると発表しました。
ハッチバックのゴルフ、ステーションワゴンのヴァリアント、ヴァリアントをベースとしたオールトラックに設定される「マイスター」シリーズは、ドイツ語で「職人・名人」を意味する車名が付けられています。ここでは、ハッチバックの「マイスター」シリーズをピックアップします。
その名のとおり、入念に作りこまれた完成度の高い特別仕様車。駐車時の障害物などを検知する「パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ、前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付)」、入庫から出庫まで駐車の一部始終をサポートする駐車支援システム「Park Assist」を全車に標準装備することで、安全性がさらに強化されています。
ほかにも、レザーシートとパワーシートが一部グレードに標準装備され、上質な室内空間を演出する明るいベージュ色のレザーシートも新たに設定。また、デンマークのハイエンドオーディオメーカーであるDynaudio社と共同開発されたプレミアムサウンドシステムの「Dynaudio サウンドシステム」を新たにオプション設定することで、高音質で音楽が楽しめるのも魅力です。
「Golf TSI Comfortline Tech Edition」をベースとした「Golf TSI Comfortline Meister」は、ダイナミックコーナリングライト、ダイナミックライトアシスト、駐車支援システム「Park Assist」、パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ、前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付)、オプティカルパーキングブレーキシステム、ダークテールランプ、LEDテールランプ(ダイナミックターンインジケーター付)、225/45 R17タイヤ&7JX17インチ専用デザインアルミホイールが標準装備され、価格は3,069,000円。
「Golf TSI Highline Tech Edition」がベースの「Golf TSI Highline Meister」は、駐車支援システム「Park Assist」やパークディスタンスコントロール(フロント/リヤ、前進/後退時衝突軽減ブレーキ機能付)、オプティカルパーキングブレーキシステム、レザーシート、パワーシート(運転席 前後/高さ/角度/リクライニング、メモリー付)、パワーランバーサポート(運転席)、シートヒーター(運転席/助手席)、225/45 R17タイヤ&7JX17インチ専用デザインアルミホイールを標準装備。価格は3,599,000円です。
(塚田勝弘)