トヨタ自動車が「踏み間違い加速抑制システム」の後付け対象車種を年内に12車種に拡大するそうです。
同社は昨年12月~本年3月にかけて、購入後の車両に後付けできる純正タイプの「踏み間違い加速抑制システム」を設定(5車種)しています。
ブレーキ/アクセルペダル踏み間違い事故は、75歳以上の高齢ドライバーに多く、同社ではその対策として、後付けシステムの対象車種拡大を順次進めています。
価格は6月3日発売予定のポルテ・スペイド・ウィッシュ用の場合55,080円(消費税込み)。
システム概要は以下となっています。
【機能1】
車両前後に取り付けた超音波センサーで前方または後方約3m以内にある壁などの障害物を検知し、ブザー音で注意を喚起。それでも間違えてアクセルを強く踏み込んでしまった際には、加速を抑制、衝突被害を軽減
【機能2】
後退時、約5km/h以上でアクセルを踏んだ場合、加速を抑制
新車だけでなく、既販車種にも配慮した安全対策と言えそうです。
(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)