●スープラと同じ擬装は「GR」の証!? GRヤリスと思われる車輌をキャッチ
トヨタは、マツダ「デミオ」ベースのOEM車となる「ヤリスハッチバック」を初公開したばかりですが、その高性能モデルとなる「GRヤリス」と思われる開発車両を、カメラが初めて捉えました。
捉えたプロトタイプは、ヘッドライトやコーナーエアインテークを含むバンパーはダミーですが、ワイドフェンダー、マルチスポークホイール、デュアルエキゾーストパイプを装備し、ハイパフォーマンスモデルをうかがわせるエクステリアが見てとれます。テールライトはノーマルのままですが、これから市販型パーツが装着されるはずです。
注目はこの開発車輌が「GRスープラ」でも見た擬装迷彩をまとっていることです。これは「GRヤリス」として設定される可能性があることを示している証拠のようです。
「GR」ブランドは、GAZOO Racingにより、モータースポーツから継承するノウハウを注入したスポーツカーシリーズです。ハイエンドに「GRMN」、高性能モデルとして「GR」、そしてエントリーグレードとして「GR SPORT」がラインアップされています。
ベースモデルのパワートレインは、新開発の1.0リットル直列3気筒、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジンのほか、システム最高出力140psを発揮する1.5リットル直列4気筒+電気モーターのハイブリッドモデルが予想されます。対して「GRヤリス」では、1.6リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載。最高出力は250ps以上と噂されています。
ワールドプレミアの場は、10月の東京モーターショーが有力です。
(APOLLO)