目次
●パイオニア・カロッツェリアのロングセラー商品「楽ナビ」がフルモデルチェンジ!
パイオニアが「2019夏 カロッツェリア新商品発表会」を行い、フルモデルチェンジとなった「楽ナビ」や市場が急拡大している「ドライブレコーダー」など、幅広いラインアップのカーエレクトロニクス製品を発表しました。
高性能で使いやすい、そして手頃な価格で入手できることから20年以上にわたってロングセラーを続けている「楽ナビ」。販売台数は累計500台を突破したそうです。
その「楽ナビ」が5年振りにフルモデルチェンジ! 発表会に登壇したパイオニア販売株式会社代表取締役社長 蒲生宣親氏は「『高性能だけど使いやすい』というコンセプトはそのままに、カロッツェリア史上最高の高画質でカーナビゲーションの新たな価値を生み出す商品に仕上がりました」と、自信を見せていました。
●圧倒的な美しさ
今回新発売となる「楽ナビ」6モデルの最大の魅力は、高画質。徹底的な画質チューニングを行い、高画質メディアの映像伝送経路をフルデジタル化したことで“カロッツェリア史上最高画質”を生み出すことに成功。
従来比2.4倍の高解像度(2,764,800画素)な「HDパネル」に、視野角の広いIPS方式と黒色再現性に優れたNormally Black方式を採用し、高透過率の静電容量方式タッチパネルや高輝度LEDバックライトを組み合わせることで鮮明かつ高コントラストな映像表現を実現したとのことです。
昨年のモデルと比較できるよう、会場には2台の楽ナビが展示されていたのですが(写真向かって左が2018年モデル、右が2019年モデル)、その違いは一目瞭然。「楽ナビ」6モデルの美しさに、しばし見とれてしまうほどでした。
また、iPhoneや市販されているポータブルBlu-rayプレーヤーなど高画質メディアの映像をHD解像度のまま入力できるHDMIと各AVソースの映像をHD解像度のままリアモニターへ出力できるHDMI出力端子(HDMIケーブルは別売)が搭載されており、どのシートからでも高画質な映像を楽しむことができるそうです。
●インターフェース革新
そしてもう一つ注目すべきトピックスが、新しく導入されたドライバーの好みに合わせて表示モードを選択できる「ターゲットインターフェース」。
「おすすめモード」はフリック/ドラッグ操作に対応しており、よく使う検索機能をHOMEメニューに配置する「ショートカット機能」や、今使えるAVソースを迷わず選択できる「アクティブセレクター」など、直観的に操る事ができます。
「カンタンモード」ではタッチ操作のみのHOMEメニューを採用。「楽ナビ」ならではのシンプルな操作を重視した表示モードです。
しかもこの「カンタンモード」にすると、地図表示記号や文字の大きさ、ガイド音声が大きくなるんです(写真左がおすすめモード、右がカンタンモード)! 実際に使い比べてみましたが、「カンタンモード」のほうが機械音痴な私でもどこに何があるかすぐに理解でき、文字も大きいので運転中も見やすそうだなと思いました。
らくらくスマートフォンのような感じで、機械が苦手な年代の方でも安心して使用できるのではないでしょうか。
さらに「カンタンモード」のHOME画面上にある「わからない事を調べる」をタッチし出てくるQRコードを読み込むと、スマートフォン上にサポートガイドが表示されるんです!
「この機能どうすれば良いの~」と困ったときに、簡単に調べることができるのはありがたいですよね。
●充実したAV能力
パイオニアと聞いて思いうかぶのは、やっぱり”音”。この「楽ナビ」6モデルは、カロッツェリアカーナビ「サイバーナビ」で培ったノウハウが活され、カロッツェリアらしい高音質を実現したのだそうです。
パイオニアの音のエキスパート達が車種ごとの最適な音響チューニングを施した理想的な音響空間を実現する別売の「専用エキスパートチューニングSD(楽ナビ用)」に対応しており、画面上の切り替えスイッチをONにすると車内がコンサートホールに様変わり! 車内で音楽を楽しみたい方には、ぜひこの違いを試聴してもらいたいです。
実際に私もデモカーで視聴してみましたが、今まで散らばって不透明だった音の輪郭が、チューニングモードをONにした途端、かちっと集合しその姿がはっきりと分かってびっくり!
同じ曲を聴いているはずなのに全く違う曲を聴いているようで、なんだか魔法にかかった気分でした。
「楽ナビ」だけど、映像も音声も高性能! カロッツェリアならではのクオリティの高さに、購入者は思わず笑みがこぼれるのでは!?