450psのスーパーワゴン「アウディ・RS4アバント」が大変身。改良型プロトタイプを初キャッチ

アウディは「A4」ファミリーのフェイスリフトを順次進めていますが、その最強モデルとなる「RS4 アバント」の改良型プロトタイプを、フィンランド山中でカメラが初めて捉えました。

捉えた開発車両は、カモフラージュも軽くディテールが確認できます。現行モデルのように、ヘッドライトのアウトラインに段差は見られず、シャープなデザインに。シングルフレームグリルは薄くワイドになり、上部がボンネットフード開口部から離されています。

またコーナーエアインテークは、より鋭く内側へ切れ込んでいるのが見てとれ、リアエンドには「A6」に似たグラフィックを持つテールライトが露出しています。また「RS」特有の大型楕円形ツインエキゾーストパイプが装備されています。

パワートレインは、キャリーオーバーが濃厚です。ポルシェ製2.9リットルV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は450ps・最大トルク600Nmを発揮。引き続き、8速ティプトロニックトランスミッションとフルタイム4WDシステム、クワトロが組み合わされるはずです。0-100km/h加速は4.1秒ながら11.2km/Lの燃費を実現しており、オプションの「RSダイナミックスパッケージ」を選択すれば最高速度は280km/hまで向上します。

室内では、大型タッチスクリーンを備えた最新世代のインフォテインメントシステムを搭載し、3つのデジタルスクリーンは「A6」からインスパイアされたレイアウトが予想されます。「RS4アバント」のワールドプレミアは2020年以降が有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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