●最高出力は420ps、デュアルクラッチPDKモデルも設定か?
ポルシェのエントリーミッドシップ「718ケイマン」の頂点に君臨するハイパフォーマンスモデル、「718ケイマンGT4」の市販型プロトタイプが、ニュル高速テストを開始しました。
現れた開発車両は、最後までカモフラージュされていたコーナーエアインテーク上部のLEDデイタイムランニングライトや、フロントバンパーのエッジが完全に露出し、これが最終デザインと見て間違いないでしょう。
ポルシェはすでに、レーサーの「718ケイマンGT4クラブスポーツ」を発表しており、一部エアロパーツが専用となる以外はかなり近いデザインとなりそうです。
現行「ケイマンGT4」と比較すると、フロントのコーナーエアインテークはコンパクトになっていますが、スプリッターはよりシャープになっているイメージです。またサイドエアダクト、リアウィングのデザインが刷新されるほか、ツインエキゾーストパイプはディフューザーの間に装備されているのもわかります。
車重は110ポンド(50kg)の軽量化が図られ、パワートレインは3.8リットル水平対向6気筒NAエンジンを搭載し、最高出力は400ps~410psが予想されていましたが、最新情報では420psと伝えられます。またギアボックスは当初6速MTのみと予想されていましたが、デュアルクラッチPDKがオプションで設定される可能性が高いようです。
ワールドプレミアは、6月の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」が有力です。
(APOLLO)